毎週水曜発売（一部地域はことなります）の週刊プロレスの内容、見どころを発売一日前の火曜に紹介します。今週号の表紙は新日本・東京ドーム大会において急きょ、メインでIWGP世界王者の鷹木信悟に挑戦した棚橋弘至です。ドーム大会はほかにIWGPタッグ、IWGPジュニアなど注目カード満載。巻頭カラーから詳報します。新日本はほかにも大阪2連戦、名古屋とビッグマッチ続き。ドームを含めて全4大会を追跡しています。
全日本の後楽園大会では新三冠王者のジェイク・リーが芦野祥太郎の挑戦を退け初防衛。ほかにもSUGIが初戴冠した世界ジュニア、アジアタッグ戦などタイトルマッチ中心にリポート。またNOAHでは北宮&清宮が中嶋＆征矢を下してGHCタッグ奪取、Xとして稲葉が復帰するなど、さまざまな動きがあった後楽園2連戦を詳報。
スターダムは「5★STAR GP」開幕直前ということで、前年度覇者であり現ワールド王者の林下詩美にインタビュー。試合は後楽園、札幌2連戦の3大会を詳報。女子はほかにアイスリボン後楽園、「プリンセスカップ」開幕の東京女子・新木場4連戦、先週の男子団体編に続き、今週は女子団体の「プロレスTシャツコレクション2021」も企画。この夏のオススメ女子プロレスTシャツを紹介しているので注目。
そのほかドラゲー神戸ワールド展望企画、DDT和泉、ZERO1大阪、大日本・後楽園、みちのく仙台、マーベラス後楽園など掲載。水曜日発売（一部地域は発売日は異なります）。
新日本7・25東京ドーム～IWGP世界ヘビー級◎鷹木信悟vs棚橋弘至「絶対に、諦めない――」
当初、今回の東京ドーム大会のメインイベントで予定されていたのは鷹木信悟と飯伏幸太によるＩＷＧＰ世界ヘビー級選手権試合。しかし、飯伏が精密検査の結果、「誤嚥性肺炎」（ごえんせいはいえん）によりタイトル戦直前の７・24名古屋大会まで欠場。そして大会当日の朝、同大会の欠場が正式にアナウンスされた。
それと同時に、誰が相手でも防衛戦はおこなうという姿勢の鷹木に応じるかのように、前日の名古屋大会のメインを制して「準備、できてま～す！」と叫んだ棚橋弘至が急きょ挑戦者に抜てきされた。まさに急転直下のメインイベンター交代劇。それでも、試合を通して不満をまったく感じさせなかったのが、エースがエースたるゆえんだった。
棚橋にとっては久しぶりに帰ってきた“ドームメイン”、鷹木にとっては初めての“ドームメイン”。コロナ禍で客入りも十分ではないし、声援も送れない状態。いろいろと制限も多いが、２人にとって特別な舞台であることに変わりはない。（石井）
詳細は7月28日（水）発売の週プロ誌面にて。週プロmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています。
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週刊プロレス 8月11日号（WEEKLY PRO-WRESTLING No.2133）
