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2018-12-16

【三菱電機杯第73回毎日甲子園ボウル】 関学大が早大を下して29回目の日本一

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全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝 三菱電機杯 第73回毎日甲子園ボウルは12月26日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に3万4000人の観衆を集めて行われ、西日本代表の関西学院大が、東日本代表の早稲田大を37-20で下した。関西学院大の優勝は、2年ぶり29回目。

上の写真=1Q、関学RB中村が1ヤードTDラン。 写真:佐藤 誠

関西学院大(西日本代表) 37-20 早稲田大(東日本代表)

 関西学院大は、1クォーター(Q)、最初の攻撃シリーズをランニングバック(RB)中村行佑の1ヤード タッチダウン(TD)で締めくくって先制した。対する早稲田大も次のシリーズでRB元山伊織が、7ヤードのTDラン。7-7の同点とした。

 その後、関西学院大は相手ゴール前に攻め込むが、早稲田大の粘り強いディフェンスにゴールランを割ることができず、2つのFGで加点したにとどまった。

 ゲームが大きく動いたのは、第2Qの半ば。ディフェンスライン(DL)齋藤圭吾のQBサックに続いて、DL/LB(ラインバッカー)板敷勁至がパントをブロックしたボールをLB海崎悠が拾い上げてゴール前に迫るチャンスに、QB光藤航哉がエンドゾーンを陥れた。

 関西学院大ディフェンスが、続く早稲田大の攻撃を3回で止めると、次のシリーズでRB三宅昴輝が、カットバックで抜け出し、41ヤードを走り切った。

2Q、関学DL斎藤がQBサックし8ヤードロスを奪う 写真:佐藤 誠

2Q、関学DL/LB板敷がパントブロックしたボールをLB海崎がゴール前まで16ヤードリターン 写真:佐藤 誠

 前半を終えて、27-7と関西学院大リード。後半も最初に得点を挙げたのは関西学院大。34-7とリードを広げると、早稲田大の反撃を2つのTDに抑えた。

 年間優秀選手(チャック・ミルズ杯)には、関西学院大QBの奥野耕世が選ばれた。

年間最優秀選手(チャック・ミルズ杯)と甲子園ボウル最優秀選手の関西学院大学QB奥野耕世 写真:佐藤 誠

 

年間最優秀選手(チャック・ミルズ杯):関西学院大学QB奥野耕世
甲子園ボウル最優秀選手:関西学院大学QB奥野耕世
甲子園ボウル敢闘選手:早稲田大学QB柴崎哲平

甲子園ボウル敢闘選手の早稲田大学QB柴崎哲平 写真:佐藤 誠

撮影=佐藤誠

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