close

2018-12-16

日体大が桜美林大を破りTOP8残留を決める=関東大学1部TOP・BIGチャレンジマッチ

アメリカンフットボールの関東大学1部のTOP8=BIG8チャレンジマッチが12月15日に、アミノバイタルフィールド(東京・調布市)であり、日本体育大学(TOP8・7位)が桜美林大学(BIG8・2位)大を31-21で破って、TOP8残留を決めた。桜美林大は昨年に続いて今季もチャレンジマッチで敗れ、悲願のTOP昇格は来年以降に持ち越しとなった。

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】第4Q残り2分余、日体大QB亀山のパスをインターセプトした日体大主将・DBの鈴木=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

日本体育大学○31-21●桜美林大学(12月15日、アミノバイタルフィールド)

先制したのは日体大。第1クオーター(Q)RB千代修平が7ヤードを走ってタッチダウン(TD)、さらに2ポイントコンバージョンを決めて8-0とした。日体大はここから3シリーズ連続でオフェンスが得点し17-0とリードした。桜美林大は対照的に、オフェンスがファーストダウンを奪えずにパントを繰り返していたが、風上に回った第2Q、QB亀山一成からWR橋口虎之丞へのパスTDが決まると、次のドライブでもエースRB石田志門のランTDで3点差として後半へ折り返した。

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】第3Q8分、日体大RB千代が、この試合3本目のTDを決め、桜美林大を突き放す.=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

第3Q、日体大は後半最初のオフェンスシリーズで、QB小林優之からWR日高拓への42ヤードTDパスが決まり再び10点差に。その後桜美林大は、日体大のパント捕球ミスから攻撃権を奪ってゴール前2ヤードまで攻め込むと、フォースダウンギャンブルに出たが、RB石田が抱えたボールに日体大ディフェンスのヘルメットが入り、ボールが弾き出された。ファンブルリカバーした日体大は自陣から90ヤード以上をドライブして、最後は千代が1ヤードを飛び込みTD、再び17点差とした。桜美林大は第4Q5分にQB亀山からWR橋口のホットラインでTDを挙げ食い下がったが、試合時間残り2分で、亀山が投じたパスが日体大のDBで主将の鈴木大輝にインターセプトされ、涙を飲む結果となった。

日体大は、エースQB小林がパス18/24、301ヤードでオフェンスをけん引した。アウトサイドスクリーンパスが、事実上のランプレーとして決まり続け、インサイドを突いて59ヤード3TDを挙げたRB千代のランと合わせて、試合をコントロールした。

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】第2Q10分、桜美林大RB石田がエンドゾーンに飛び込んでTD=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】第3Q5分、桜美林大がエンドゾーンまで2ヤードの地点からギャンブルするが、RB石田がヒットを受けてファンブル。日体大にボールをリカバーされる=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】第3Q1分、日体大は後半最初のオフェンスシリーズで、QB小林からWR日高への42ヤードTDパスが決まる=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】アウトサイドのスクリーンパスを落ち着いて決める日体大のQB小林=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】QB小林からハンドオフを受けて走る日体大RB千代。後方から追うのは桜美林大のDL・主将の根本=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

関東大学チャレンジマッチ【日体大vs桜美林大】日体大に敗れ、TOP8昇格を逃した桜美林大の試合後ハドルで、根本主将(#96)の話を聞く選手たち=2018年12月15日 撮影 Yosei Kozano

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事