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2021-10-06

ディエゴ・マラドーナの真実 追悼・増補版(ジミー・バーンズ/著 宮川毅/訳)

2021年10月13日発売
BBM1090155
四六判並製・416頁
定価  2,090円(税込)
ISBN:978-4-583-11424-8 C0075

Contents

追悼 ディエゴ・マラドーナ 1960-2020
スラムからの生い立ち、マフィアとの関わり、麻薬中毒。自己欺瞞の日々、代表監督を巡る策略、迫り来る死の影。権力に利用され、天国と地獄をさまよう天才フットボーラーの姿を追った衝撃のノンフィクション 

これは天からたぐい稀なる才能を授かり、自らを「神」と信じたがゆえに苦難の道を歩いた、ひとりの天才サッカー選手のストーリーである。(「序章」より)

【目次】
第1章 生還
第2章 星からのお告げ
第3章 神殿に上がる第一歩
第4章 初めての恋
第5章 殺毅者のグラウンドで
第6章 軍事政権のパンダ
第7章 エル・ペルーサを狙え
第8章 金、金、そして金
第9章 ボカのチャンピオンたち
第10章 フォークランド紛争
第11章 バルセロナでの挫折
第12章 テリーとディエゴ
第13章 ゴッドファーザーの王様
第14章 星屑
第15章 メキショのフィエスタ
第16章 フォークランド紛争Ⅱ
第17章 火の山のふもとで
第18章 マラドーナ大使誕生の舞台裏
第19章 血の復讐
第20章 コカインとの闘い
第21章 衝撃の米国ワールドカップ
第22章 マラドーナを追って
第23章 マラドーナ復活
第24章 死の予言

【著者紹介】
ジミー・バーンズ(Jimmy Burns)
1953年スペイン・マドリード生まれ。英「エコノミスト」誌を振り出しに、「オブザーバー」紙を経て、世界的権威を誇る英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」の外国特派員ののち、同紙の調査報道の主任メンバー。世界で初めてマラドーナの本格的伝記を書くため、アルゼンチンはもちろん近隣諸国そして欧州でも取材、周辺をはじめ同僚選手、監督、トレーナー、医師などおびただしい数の証言を集めた。アルゼンチンとフォークランド紛争に関する著書「The Land that lost its Heroes」は、88年に「サマセット・モーム賞(ノンフィクション部門)」を受賞。マラドーナの自伝「The Hand of God」は、日本、中国、スペインなど、世界各国で翻訳出版された。

宮川毅(みやかわ・つよし)
1925年米国生まれ。東京大学文学部卒業。共同通信社元論説委員。日本オリンピック委員会元名誉委員。訳書には「ブランデージ回顧録」「キラニン回顧録」。野球では「黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソン自伝」など、伝記もの多数。サッカーでは旧友のアルバド・チャナディ元IOC理事(48年W杯ハンガリー代表)の遺著「チャナディのサッカー」も翻訳している。64年東京オリンピック、72年札幌オリンピック組織委員会の海外担当、国際オリンピック委員会五輪オーダー(功労章)受章。95年勲四等旭日小綬章受章。※本書の序章前半と第2~22章の翻訳を担当

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