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2021-10-10

【アメフト】電通「我慢比べ」を制して名古屋破り、1敗を堅持

【電通 vs 名古屋】第3Q、TDランの電通RB吉光を抱え上げて祝福するOL齋藤=撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールのXリーグ「X1エリア」は、10月9日、富士通スタジアム川崎で第4節の2試合があり、電通キャタピラーズ対名古屋サイクロンズの一戦は、電通が名古屋を破り、3勝1敗とした。サイクロンズは4敗となった。

電通キャタピラーズ○17-3●対名古屋サイクロンズ
(2021年10月9日、富士通スタジアム川崎)

【得点経過】
電通 第2Q 1:33 K廣田祐, 39ヤードFG 
[3-0]
名古屋 第3Q 3:25 K松久拓斗, 32ヤードFG
[3-3]
電通 第3Q 9:31 RB吉光太郎, 2ヤードTDラン (廣田キック成功) 
13回 60ヤード 6:06 [10-3]
電通 第4Q 4:45 RB草野佑介, 6ヤードTDラン (安藤亘祐キック成功) 
6回 26ヤード 2:30 [17-3]

【電通 vs 名古屋】第3Q、電通RB吉光が 2ヤードTDラン =撮影:小座野容斉

 X1スーパー昇格のために負けられない戦いが続く電通にとって、「我慢比べ」のような試合となった。
 QB柴崎哲平は、最初のオフェンスでパスインターセプトを喫し、多川哲史も第2Qの4thダウンギャンブルで1ヤードが取り切れなかった。前半のオフェンスはトータル86ヤードで、パスはわずか12ヤードだった。
 後半のオープニングでも、名古屋のほぼランだけのオフェンスを止められず、46ヤードをドライブされてFGを決められ同点とされた。
 この後、ようやく電通のオフェンスにスイッチが入り、柴崎のパスに加え、RB吉光のランで電通が初TDを挙げた。電通は第4Qにも、吉光と多川のランで前進し、最後はRB草野がエンドゾーンに飛び込んで貴重な追加点を挙げた。
 吉光はチームトップの、ラン15キャリー82ヤード1TD。
 フットボールは、柴崎のような優れたパサーがいても、ロースコアゲームはシーズン中に必ず生じてくる。そんな時に、吉光のような、着実に前進するRBがいるのは、チームにとっても大きい。

【電通 vs 名古屋】第4Q、電通RB草野が 6ヤードTDラン =撮影:小座野容斉

【電通 vs 名古屋】選手入場で旗手を務めた電通RB吉光=撮影:小座野容斉

【電通 vs 名古屋】選手入場で旗手を務めた名古屋WR坂本アントニー=撮影:小座野容斉

【小座野容斉】

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