新聞などで報じられている通り、11月26日、社会人アメリカンフットボール・Xリーグのパナソニックインパルス所属の2選手が大阪府警に逮捕された。
2人は共に米国人選手で、逮捕の容疑は大麻取締法違反という。
パナソニックインパルスは同日、公式サイトに「所属選手の逮捕について」という謝罪文を掲載した。
「関係者やファンの皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。チームとして今後の警察の捜査に全面的に協力してまいりますとともに、事実確認が取れ次第、厳正に対処してまいります。 またこのような事態を招いた原因の究明と、再発防止に向けた取り組みを徹底して推進してまいります。」 としている。
また、日本社会人アメリカンフットボール協会は深堀理一郎理事長が文書で謝罪声明を出した。
と題して
「本件に関して、協会といたしましては、事実関係を明らかにした上で、当該選手及びチームに対して、厳格な対応を検討していくこととなります。社会人日本一を決するJAPAN X BOWLの直前に、このような事件が発生してしまいましたことを遺憾に思うとともに、Xリーグをご支援くださる皆様の期待を裏切ることになってしまい、大変申し訳なく存じます。Xリーグを代表いたしまして、心よりお詫び申し上げます。 <中略>
フィールド外で発生した今回の出来事も真摯に受け止め、Xリーグに対する社会の信頼を回復するために、リーグと所属チームが一体となって、再発防止に努めてまいります。 この数年来、Xリーグは、国内外より多くの選手、コーチ、スタッフを迎え、競技力の向上に積極的に取り組んでまいりました。特に、アメリカンフットボールを国技とする米国からの選手の参加は、日本のアメリカンフットボールの発展に間違いなく大きく貢献してきました。今回の出来事によって、そうした取組を後退させるのではなく、多くの先人達がこれまでに築き上げてきたXリーグをさらに発展させて行くために、Xリーグ関係者が一丸となって、この難局を乗り越えて行く所存であります。」 としている。