close

2022-02-04

【アメフト】CFLのジャパンコンバインは3月6日に開催 今年で3回目、日本選手の挑戦へ道

2021年のCFLジャパンコンバインで3コーンドリルの計測に挑む富士通WR松井=撮影:小座野容斉

全ての画像を見る
アメリカンフットボールのXリーグは、3月6日、カナダのプロフットボールCFLのジャパングローバルコンバイン(Japan Global Combine、JGC)を川崎市で開催する。2019年秋にXリーグとCFLが結んだパートナーシップに基づいて、日本でプレーする選手のCFL挑戦に向けた活動の一環で、今年で3回目となる。

 JGCは、カナダ及び米国出身以外の選手を対象とし、各国・地域で開催されるリージョナルコンバインの1つ。JGCの応募には、原則としてXリーグのチームに所属することが前提。コンバインは無観客で実施され、一般ファンなどは見学できない。

 トライアウトの内容は次の通り。
・CFLに関する説明会(事前)
・40ヤード走▽20ヤードシャトル▽3コーンドリル▽垂直飛び▽立ち幅跳び▽ベンチプレス(220ポンド×回数)▽身体測定(身長、体重、ウイングスパン 他)
・ポジション別のスキルチェック

 CFLは、「CFL 2.0」という国際化戦略の中で、グローバルプレーヤーという枠を創設した。これはアメリカ人、カナダ人以外が対象で、2021年シーズンの場合は、1チームあたり、アクティブロースターが1人、プラクティススクワッドが3人となる。9チーム計36人の枠をメキシコや欧州各国の選手と争う。

 昨年のグローバルドラフトでは、6人の日本人選手が指名された。このうちウィニペグ・ブルーボマーズのLB丸尾玲寿里(アサヒ飲料チャレンジャーズ)、BCライオンズのK山﨑丈路(オービックシーガルズ)、モントリオール・アルエッツのRB李卓(オービック)、LB山岸明生(富士通フロンティアーズ)、トロント・アルゴノーツのK佐藤敏基(IBMビッグブルー)がCFLの公式戦に出場した。

CFLのジャパングローバルコンバインの実施要項は次の通り。

■日時:2022年3月6日(日)13時~
■場所:川崎市中原区の富士通フロンティアーズ グランド
■応募資格:2021年Xリーグのチームで活動した選手、または2022年にXリーグのチームで活動を予定している選手。米国籍またはカナダ国籍の選手は対象外。
※所属チーム(所属予定チーム)責任者の承認が必須。
※所属チーム未定の場合は申込時にその旨を記載。協会所属に関して、相談に応じる。
※大学生は、2022年3月卒業または4年間の選手登録を修了の選手に限定。

■応募方法
下記の(Global Combine) Player Registration Formから英語で応募する。Xリーグ所属チームが未定の場合は、未定として記入。
https://forms.gle/NG9QR1rZHs1g1KM76
応募締切:2022年2月14日(月)17:00 ※締切厳守

■今後のスケジュール(予定)
3月6日 CFL ジャパングローバルコンバイン
3月中旬 コンバイン選考結果通知(本人)
3月下旬 CFL グローバルコンバイン本選 トロント、カナダで実施
4月中旬 CFL グローバルドラフト
5月中旬~ CFLシーズン前のキャンプ
6月上旬  アクティブロースター、プラクティスロースター決定
6月中旬 2022年レギュラーシーズン開幕~10月下旬まで
11月下旬  王座決定戦グレイカップ
   ※コロナ感染拡大の影響により、スケジュール変更の可能性がある。

 CFLは、「CFL 2.0」という国際化戦略の中で、グローバルプレーヤーという枠を創設した。これはアメリカ人、カナダ人以外が対象で、2021年シーズンの場合は、1チームあたりアクティブロースターが1人、プラクティスロースターが3人だった。9チーム計36人の枠をメキシコや欧州各国の選手と争った。

【小座野容斉】

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事