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2022-04-26

【アメフト】同志社大の橋詰功新ヘッドコーチの初戦、今出川ボウルは京大が同志社大の追撃を振り切る

2022今出川ボウル サイドラインから戦況を見守る橋詰ヘッドコーチ(中央)と岡ディフェンスコーチ(右手前) 写真:佐藤誠

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同志社大の橋詰功新ヘッドコーチの初戦、京大との今出川ボウルが4月23日(土) 、京都市の宝ヶ池球技場で開催された。京大が同志社大の追撃を振り切って、17-14で勝利した。橋詰ヘッドコーチは、日大の再建を託され、甲子園ボウル出場を果たしたが、昨年8月末に日大とは契約が終了し、今年2月に同志社大のヘッドコーチに就任した。

試合は同志社大のキックオフ、京大リターンで開始された。 京大2度目の攻撃を同志社大LB山内聖太がインターセプト、スコアレスで1Qを修了した。

2022今出川ボウル 1Q 同志社LB44山内聖太が京大のパスをインターセプト 写真:佐藤誠
2022今出川ボウル 1Q 同志社LB44山内聖太が京大のパスをインターセプト 写真:佐藤誠

2Qの終盤、京大が2ミニッツオフェンスを最後はQB泉岳斗が7ヤードを走り切り、TDランで締めくくり、先制して前半を終えた(京大 7-0 同志社大)。

2022今出川ボウル  2Q京大QB17泉岳斗の先制7ヤードTDラン 写真:佐藤誠
2022今出川ボウル  2Q京大QB17泉岳斗の先制7ヤードTDラン 写真:佐藤誠

後半は同志社大の攻撃からだったがパントとなり、攻撃権は京大へ。QB泉のパスで敵陣深くにボールをすすめ、ゴール前1ヤードの第4ダウンから主将RB中野春陽が中央ダイブでTD、追加点をあげる。(京大 14-0 同志社大)。

2022今出川ボウル  ゴール前1ヤード4thダウンから主将RB3中野春陽が中央ダイブでTDし京大が追加点をあげる 写真:佐藤誠
2022今出川ボウル  ゴール前1ヤード4thダウンから主将RB3中野春陽が中央ダイブでTDし京大が追加点をあげる 写真:佐藤誠 

同志社大はQB佐々木康成からWR濱田健への28ヤードTDパスが決まり、14-7とする。

4Qに入り、 京大はK沢田真斗の32ヤードFGが成功して17-7とした。その後の京大のパントで、同志社大のPR濱田健がタックルをかわして95ヤードリターンTDを決め、 17-14とした。

2022今出川ボウル 4Q同志社PR13濱田健が95ヤードリターンTD、キックも成功し3点差に追い上げる 写真:佐藤誠
2022今出川ボウル 4Q同志社PR13濱田健が95ヤードリターンTD、キックも成功し3点差に追い上げる 写真:佐藤誠 

その後、京大はキャッチアップを許さず、京同釜は京大に贈られた。

2022今出川ボウル 試合後勝利した京大の主将RB3 中野春陽へ京同釜が贈呈される 写真:佐藤誠
2022今出川ボウル 試合後勝利した京大の主将RB3 中野春陽へ京同釜が贈呈される 写真:佐藤誠

2月の第2週にチームに合流した同志社大の橋詰ヘッドコーチの方針は、まずフィジカル強化。2月、3月はウエイトトレーニングに費やし、4月に入ってフットボールの練習を開始したという。

「3週間しかやっていないのにフットボールらしくなっている。彼らが言われたことだけやっていたらここまでならへん。立命館大や日大と比べるとアスリートレベルでは落ちるけれど、伸びるためのマインドは、同等か同等以上にあるように思います」と手応えを感じている。

これまでウエイトトレーニング施設は田辺キャンパスにしかなかったが、OBの協力により部員の半分が通う今出川キャンパス近くに2フロアのトレーニングルームができた。フィジカルを重視する橋詰フットボールの基盤となる。選手たちは早朝にウエイトトレーニングを行い、授業を受けた後、夕方に田辺キャンパスでフットボール練習をするサイクルができた。

「目標は日本一。選手たちが日本一と言い出した。いいことやなあ」と新ヘッドコーチは笑顔を見せる。春シーズンはもちろん、秋のリーグ戦での同志社大の戦いぶりが注目される。

2022今出川ボウル 試合後、選手に声をかける橋詰ヘッドコーチ 写真:佐藤誠
2022今出川ボウル 試合後、選手に声をかける橋詰ヘッドコーチ 写真:佐藤誠

佐藤誠

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