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2022-05-23

女子400m自由形でティトマスが世界新

女子400m自由形の世界新を樹立したティトマス(写真◎Getty Images)

来月6月に開催されるブダペスト世界選手権のオーストラリア代表選考会となるオーストラリア選手権最終日が5月22日、オーストラリア・アデレード郊外のオークランズパークで行われ、女子400m自由形で同種目の東京五輪金メダリストであるアリアーン・ティトマスが3分56秒40の世界新を樹立した。従来の記録はケイティ・リデキー(アメリカ)の3分56秒46。

スタートから飛び出したティトマスは、最初の100mは57秒13と、リデキーの世界記録から0秒08遅れたが、200mでは1分56秒99で0秒12上回った。300mでも2分57秒37で0秒25上回り、大記録につなげた。

昨年の東京五輪では200、400m自由形の2冠を獲得していたティトマスだが、長水路の世界新は初。今大会では200m自由形でも1分53秒31の好タイムで優勝している。
これまで女子自由形中長距離の女王として君臨してきたリデキーの世界記録を更新し、名実ともに自由形中距離の女王の座を我が物にしたティトマス。世界選手権での直接対決に注目が集まる。

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