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2017-09-05

ボウリング用語集 う

ウイルヘルム・ペーレ

Wilhelm Pehle
1909年刊行のドイツ語のボウリング史書「デル・ケーゲル・スポーツ」の著者とされるが、ペーレ個人についての記録は不明。ぺーレはナインピンボウリングの意味を、キリスト教会の宗教儀式(ハイデン・ベルフェン:異教徒を打ち払うの意)から生まれたと主張、ゲルマン民族の祖チュートン人が始めたとした。そもそも9本という言葉は、古代ゲルマン人が崇めた[9つの世界・9つの時代]に由来があると推測できる。いまもドイツの子どもたちに愛されているメルヘンサーガ(童話伝説)には、次のような記述がある。「巨人や精霊、魔法にかけられた者に姿を変えた異教の神々が、深い森に囲まれた山奥の秘所で、金銀の閃光に包まれながら…、九柱戯で遊んでいる…」。

ウールワース

wool worth
⑤−⑩スプリット。

ウエート

weight 重量
ボウリングボールの重さは16ポンド(7.257kg)以下と規定されている。「ボールのウエート配分」というときは、ボールが内蔵しているウエート配分を指す。

ウエートブロック

weight block 重量の塊
1900年以前、ボールはすべて木製であった。ボールを持ちやすくするため、指穴を開けると反対側が重くなる「ボトムウエート」になってしまい、経験上ボールの威力が損なわれることがしだいにわかってきた。その後、硬質ゴム(エボナイト)ボールを開発したメーカーは「指穴を開ける側の重量」を重くするために密度を高くしたり、「重い塊」すなわちウエートブロックをボール上部に埋め込むことを考えたが、これがスリーバランスルールの始まりとなり、ダイナミックバランス理論の始まりとなった。

ウォーミングアップ

warming up 運動前にからだを温める
ゲームやトレーニングの前に、最適な心身の状態をつくる。適度のウォーミングアップは運動競技に最適な体温の上昇が図れる。血行の促進は、筋肉の活動を素早く、力強くする。また神経系の働きを促進して、心的な達成意欲を昂進するばかりか、正確かつスピーディな運動達成を助け、運動障害の予防にもなる。ウォーミングアップには、一般的なウォームアップと専門種目のそれがある。ランニングや柔軟体操、ストレッチとマッサージ、シャワー、電熱などの照射、塗り薬などを併用することが多い。

ウォッシュアウト

wash out 洗い流す
①−②−⑩、または①−②−④−⑩ピンなどの残りピンを、まるで洗い流したようにスペアすること。

薄め

⇔厚め

ウレタン

urethane ウレタン
poly urethane ポリウレタン
高性能ボ−ルの材質やレーンフィニッシュ塗料に用いる高分子化合物。非常に固く、湿気に反応し硬化する性質を持つ。数え切れない回数の投球で劣化するピンデッキの保守に、非常によい適性がある。ポリウレタン。

ウレタンボール

urethane ball
ボールで単にウレタンという場合は、リアクティブウレタンのことをいい、ウレタン樹脂に可塑剤(かそざい)を添加した表面素材を指す。現在の高性能ボールはリアクティブ全盛だが、オイルに過敏すぎる悩みがある。そこで反応を抑える素材の開発、性能面では「早く立ち上がって、曲がる」「ヘッドでよく走って曲がる」など、短所を殺し長所を生かす研究が進んでいる。

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