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2020-09-17

【ボクシング】『延期』は、ボクサーにどんな影響を及ぼすのか?

コロナ過による空白から、ようやく再開したボクシング興行。この間、多くのボクサーが長いブランクを余儀なくされ、中止や延期に至ったカードも少なくない。試合の延期は、戦うボクサーにどんな影響を及ぼすのか。

写真上=優勝を期待されながらホプキンス(右)に敗れたトリニダード。敗因は、延期だったのか?(Getty Images)

 2001年、ニューヨークで起きた同時多発テロにより2週間延期された、バーナード・ホプキンスとフェリックス・トリニダードの世界ミドル級トーナメント決勝。挑戦者パスカル・ペレスの負傷で1ヵ月、さらに試合当日の雨で1日延びてコンディションを狂わされ、世界フライ級王座を失った白井義男。自らの負傷で1ヵ月延期となり、その間も試合地ザイール・キンシャサでの調整を強いられた挙句、モハメド・アリに世界ヘビー級王座を奪われたジョージ・フォアマン。WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)の大会運営が不安視される中、ようやく決まったエマヌエル・ロドリゲスとの準決勝で強打を爆発させた井上尚弥……。そしてコロナ過が与えたボクシング界への影響は?

 発売中のボクシング・マガジン10月号では『”試合延期“と勝負の分かれ目』と題して、ボクシング・アナリストの増田茂氏が、さまざまなパターンから試合の中断、延期の影響を考察している。

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