関東学生アメリカンフットボール連盟は、9月に開幕する予定の2022年公式戦の2部リーグの方式を7月7日に発表した。
関東大学2部リーグは、従来、各8チームによる総当たりのリーグ戦(各チーム7試合)を行ってきた。しかし、今シーズンはAブロックとBブロックをそれぞれ2つのグループに分け、4チームずつで一次リーグを行い、一次リーグの結果で上位と下位に分けて二次リーグを行うことになった。
要因として、コロナ禍における部員数減少や練習量不足による技術・体力の不足などを考慮し、安全面を優先してこの方式を採用したとしている。各チームはレギュラーシーズンで5試合を戦うことになる。
7月6日にグループ分けの抽選を行い、グループ分けは以下の通りとなった。
【2部Aブロック】
▽第1グループ
拓殖大
成城大
防衛大
電気通信大
▽第2グループ
成蹊大
東京学芸大
東京農業大
芝浦工業大
【2部Bブロック】
▽第1グループ
一橋大
東京工業大
東洋大
千葉大
▽第2グループ
帝京大
学習院大
関東学院大
東京外国語大
◆大会方式(2 部リーグ、抜粋)
・一次リーグの 1、2 位は上位の二次リーグに進出。逆グループだったチームと対戦する (一次リーグで同グループだったチームとは対戦しない)
・一次リーグの 3、4 位は下位の二次リーグに回り、逆グループだったチームと対戦する (一次リーグで同グループだったチームとは対戦しない)
・勝敗は一次リーグから持ち越しとするが、二次上位リーグと二次下位リーグで順位は逆 転しない(上位リーグは最終 1~4 位、下位リーグは最終 5~8 位)
・各ブロック 1、2 位が 1 部リーグ BIG8 との入れ替え戦に出場し、6、7 位は 3 部との入 れ替え戦へ。8 位は 3 部へ自動降格となる
◆関東大学リーグ編成について
2021 年は各リーグとも降格なしとしたため、22年シーズンの 1 部 TOP8 と BIG8 は例年より 2 チ ーム多い 10 チームで行われる。チーム数は激変緩和のため22年年と23年の 2 年をかけて元 に戻す。22年シーズンは TOP8 と BIG8、2 部で、23年は BIG8 と 2 部で自動降格が導入される(2023 年は BIG8 のみ 10 チームで実施)。チャレンジマッチと入れ替え戦 は、例年通りの試合数を行う予定(チャレンジマッチ 2 試合、BIG8-2 部入れ替え戦 4 試合、2 部-3 部入れ替え戦 4 試合)。なお、エリア、医科歯科、7 人制各リーグの編成 は今後行われる。