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2022-08-17

【アメフト】「ラグビー方式」外国人選手も参加の最強JAPANを編成 米アイビー選抜と東京で国際試合

会見する日本社会人アメフト協会の深堀理事長=撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールの日本選抜チームが、米国の学生選抜チームと対戦するボウルゲームが、2023年1月22日に、東京・代々木の国立競技場で開催される。日本選抜チームは、これまでの日本代表チームと異なり、初の試みとして国籍を問わずに編成。ラグビーの日本代表のように、日本でプレーしている外国人選手も招集する最強チームを作る。

 主催する日本社会人アメリカンフットボール協会が8月17日に東京都内で会見して発表した。

 アメリカンフットボールの国際試合で日本チームが海外のチームと対戦するのは、2020年3月の日本代表対TSL(ザ・スプリング・リーグ=米国のプロ育成リーグ)戦以来。日本で国際試合が開催されるのは、2014年4月以来9年ぶりとなる。

 試合の名称は「Japan U.S. DREAM BOWL 2023」(ジャパン US ドリームボウル 2023)。NCAAルールに従って、15分4クオーターで行われる。日本社会人協会が主催し、関東学生アメリカンフットボール連盟が運営協力、日本アメリカンフットボール協会、日本学生アメリカンフットボール協会などが後援する。2020東京五輪のために作られた、新しい国立競技場でアメフトの試合が行われるのも初めてとなる。

 試合は、日本テレビ系のスポーツ専門局ジータスで、当日の夕方に録画放送される。

 日本選抜は、Xリーグを中心に、学生選手も選考対象として56人を選ぶ。Xリーグなどでプレーしている外国人選手も10人を上限として招集する。外国人選手の試合出場は、同時にフィールドでプレーできるのは2人までとする。

 従来、アメフトの日本代表チームは、IFAF(国際アメリカンフットボール連盟)主催の世界選手権などの際に編成されてきたが、資格として、日本人選手に限っていた。 ラグビーの日本代表などナショナルチームは、国際統括団体のワールドラグビーが定めた一定の条件下で、外国人選手の参加を認めているが、アメフトで、同種の試みは初めてとなる。

 日本選抜チームのコーチ陣も併せて発表されており、ヘッドコーチ(HC)は富士通の山本洋HC、アシスタントHCはパナソニックの荒木延祥監督が務める。コーチ・GMはXリーグを中心に14人が名を連ねた。

 対戦相手となるのは、米国の大学生。アイビーリーグの8大学から選抜された56選手(大学選手としての資格を喪失した選手)のチームを予定している。アイビーリーグはカレッジフットボールでは、上から2番目のFCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)に所属、NFLにも多くの選手を送り込んでいる。

 日本社会人協会の深堀理一郎理事長によると、国際試合の構想は2020年3月の日本代表vsTSL選抜戦の直後からあった。しかし、新型コロナウィルス感染症の影響で、開催が遅くなったという。

 深堀理事長は「世界最高のレベルを持つ米国のチームとの対戦は、将来のNFL挑戦という夢に向けた大きな第一歩。単発のボウルゲームとして終わらせてしまうことなく、来年以降も同じ時期に開催を続けていきたい」と話している。

【小座野容斉】

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