7月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪でWBA世界ミドル級王座復帰を目指す村田諒太(帝拳)が29日、帝拳ジムで練習を公開した。
写真上=ミット打ちで軽快なコンビネーションを繰り出す村田
20日からチームに加入し、村田のスパーリングパートナーをつとめているウィンフレッド・ハリス・ジュニア(アメリカ/23歳/18勝9KO1敗)、アイザイア・スティーン(アメリカ/22歳/12勝10KO1無判定試合)もこの日はお休み。村田はカルロス・リナレス・トレーナー相手に通常のミット打ちを3ラウンド、続いてドラム打ちを1ラウンド披露した。

アメリカから呼んだスパーリングパートナーのスティーン(左)とハリス(右)
「身も心もきわめて調子がいい」
と村田が語るように、動きは軽快そのもの。ミット打ちでは軽いステップも冴え冴えと、軽快なコンビネーションをミットに散らす。連打の中に織り込む右ストレートの連射がとにかく鋭い。一転、ミット打ちでは右のパンチを中心にパワーショットを連発し、練習の一つ一つに高いテーマ性を感じさせた。
「疲れてきてはいます。これから絶対にもっと疲れるので、動きは悪くなるはず。(今の好調が)試合に出なければ意味がないから。でも、悪い状態でいるより、いい状態であったほうがいいに決まっています。プラスにとらえています」
村田の表情は明るかったし、その言葉どおり、動きの軽快さはここしばらく記憶にないほどのものにも見えた。
パートナーについては、試合が決まっているおなじみパトリック・デイ(アメリカ/26歳/17勝6KO2敗1分)が18日に帰国。6月には世界ランクにも名を連ねたこともあるルイス・アリアス(アメリカ/28歳/18勝9KO1敗1分)が来日する。アリアスは前IBFチャンピオンのダニエル・ジェイコブス(アメリカ)に判定負けするまで不敗だった実力派で、ロブ・ブラント(アメリカ)への雪辱に向けて、村田のジムワークはいよいよ加速していくに違いない。
文◉宮崎正博
写真◉馬場高志
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