WBA世界バンタム級チャンピオン井上尚弥(大橋)が、対戦相手のIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とともに14日(日本時間15日)、イギリス・グラスゴー市内で公開練習を行った。
上写真=気合十分の井上尚弥と父・真吾トレーナー
決戦まであと4日──。公開練習は、同時に開催されるIBFスーパーライト級タイトルマッチに出場する王者イバン・バランチク(ベラルーシ)、同級4位の人気者ジョシュ・テイラー(イギリス)も交え、計4選手によって行われた。
真吾トレーナーと
注目の井上は、リング内を軽く動くものの、「仕上がりは過去最高」と言うように、キレやスピードは十分。国内で仕上げた好調をキープしていることがうかがえた。
ロドリゲスも好調を感じさせた
一方のロドリゲスも、軽くシャドーボクシングを披露し、順調さをアピール。ただし、真吾トレーナーがスマートフォンで撮影すると、スタッフがそれを遮るなど、過剰なナーバスさも見せた。
現地の少年と写真に収まる井上
決戦まであと4日。15日には記者会見、17日は前日計量が行われる。
写真提供/大橋ボクシングジム