第40回チャンピオンカーニバルの三賞選考会が13日、都内で開かれ、日本ウェルター級の新チャンピオン、永野祐樹(帝拳)が最優秀選手賞に選ばれた。技能賞は同ライト級チャンピオンの吉野修一郎(三迫)、敢闘賞は同バンタム級チャンピオンの齊藤裕太(花形)。タイトル獲得者が対象となる殊勲賞は日本ミニマム級新チャンピオンの田中教仁(三迫)に決定した。
上写真=ダウン応酬の大熱戦を制し、新チャンピオンとなった永野(右)がMVP
対象試合は以下のとおり。
4月21日 大坂・エディオンアリーナ大阪第2競技場
日本ウェルター級タイトルマッチ10回戦
○ 永野 祐樹(帝拳)1位
矢田 良太(グリーンツダ)チャンピオン
TKO7回1分9秒
矢田をストップし、新チャンピオンとなった永野
4月11日 東京・後楽園ホール
日本ライト級タイトルマッチ10回戦
○ 吉野修一郎(三迫)チャンピオン
アクセル住吉(関門JAPAN)1位
TKO7回2分12秒
住吉(左)につけ入るスキを与えず圧倒した吉野
4月18日 東京・後楽園ホール
日本バンタム級王座統一戦10回戦
○ 齊藤 裕太(花形)チャンピオン
木村 隼人(ワタナベ)暫定チャンピオン
TKO5回2分8秒
強打を発揮した齊藤(左)
1月12日 東京・後楽園ホール
日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦
○ 田中 教仁(三迫)1位
小野 心(ワタナベ)チャンピオン
TKO8回22秒
長期ブランク、ジム移籍から念願の王座を獲得した田中
最優秀選手賞の永野には賞金30万円、吉野、齊藤、田中にはそれぞれ10万円が日本プロボクシング協会から進呈される。表彰式は後日、執り行われる。