写真上=前日計量をパスした勅使河原(左)と入口
写真◉船橋真二郎
明日14日、東京・後楽園ホールで開催される『ダイヤモンドグローブ』はダブルタイトルマッチ。13日、JBC(日本ボクシングコミッション)で計量が行われ、メインで東洋太平洋スーパーバンタム級王座の初防衛戦に臨む王者の勅使河原弘晶(28歳/輪島功一スポーツ/18勝11KO2敗2分)、初タイトルを狙う挑戦者の入口裕貴(21歳/エスペランサ/10勝4KO2敗1分)、ともにリミットの55.3kgでクリアした。
勅使河原は2018年、元世界ランカーのジェイソン・カノイ(フィリピン)、2度の世界挑戦経験があるベテラン帝里木下(千里馬神戸)を下し、WBOアジアパシフィック・バンタム級王座を2度防衛。10月には1階級上げて、グレン・サミンギット(フィリピン)との東洋太平洋王座決定戦を制した。「食べながらだから、いっぱい練習もできたし、これ以上、やり残したことはないくらい練習してきた」と自信を示すように、階級アップの効果を実感している。王座奪取戦では、右アッパーでガードごと吹っ飛ばしてフィニッシュするなど、パワーアップも証明した。
自信満々の王者は「明日は圧倒的なスター性、圧倒的な強さを見せつける、“ザ・勅使河原劇場”をお見せします。僕がこれからスターになっていく存在ということは、明日のリングを見てもらえればわかると思う」とアピール。挑戦者については「映像を見ていないので印象は特にない。タイトルマッチだから120%の力を出してくると思うけど、何もさせずにねじ伏せるつもり」と不敵に笑った。
対する関西のホープも負けてはいない。臆せず「ケンカボクシングだと聞いて、映像は見る気にもならへんくて。ガード下げた相手に負ける気はしないし、イチコロですね」と豪語。「12ラウンドやるのはしんどいんで、4で倒します」と淡々と宣言してみせた。それでも1ヵ月程度の準備期間で強打の元日本フェザー級王者・坂晃典(仲里)らと12ラウンドのスパーリングを計4回こなすなど、約100ラウンドのスパーで追い込んできた。協力してもらった出稽古先の各ジムで「絶対に勝って、(関西に)ベルトを持って帰ってきてくれ」と口々に激励され、「その応援と期待にも応えたい」と意気に感じている。
まだ16歳のとき、単身フィリピンで腕を磨き、現地でプロ初陣も飾っている入口にとって、後楽園ホールはアウェイなどではない。これまで3戦3勝。アマ経験豊富な現日本ランカーの大嶋剣心(帝拳)、この1月にアメリカ・ニューヨークで世界挑戦した高橋竜平(横浜光)を下し、昨年9月には「キャリアの浅い僕には勝てへんのちゃうかと(周りから)言われた」という40戦目のベテラン中嶋孝文(竹原慎二&畑山隆則)を退け、自信を深めている。
攻撃力に定評がある勅使河原に対し、メキシカンのような左右のアッパーなど、ダイナミックなボクシングを見せる入口もまたアグレッシブ。スリリングな試合になる予感がする。
取材・文◎船橋真二郎
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