写真上=日中親善試合で日本の全勝を決めた宇津木
写真◉ボクシング・マガジン
28日、後楽園ホールで行われた第5回日中親善試合のメイン、スーパーフェザー級8回戦に出場した宇津木秀(ワタナベ)は、シュ・ダー(中国)とのスーパーフェザー級8回戦で2回1分20秒、鮮やかすぎるワンパンチKO勝ちを決め、日本の6戦全勝で大会を締めくくってみせた。
19歳の若さにまかせたシュの力づくの戦法に、アマチュア108戦の宇津木も手こずった。
「圧は強いし、いろいろとポジションを変えてくるので距離はとれないし」
そのうちに「気を抜く悪い癖」(宇津木)が出て、左ボディブローが効いてしまう。バタバタの状態で最初の3分間は行き過ぎた。2回も左右のパンチで宇津木は追い込まれたが、一瞬のスキを見逃さなかった。右ストレート。ものの見事にカウンターで決まったこのパンチで、シュは仰向けにダウンする。立ち上がったが茫洋としたまま。よたよたと自コーナーに向かうシュは、レフェリーのカウントに応えることができず、そのままカウントアウトとなった。

強烈な左を打ち込む宇津木(左)
写真◉小河原友信
「最後の右はずっと練習してきたパンチ。でも、それまでの展開は反省ばかりです」
それでも「会心のパンチだった」と右拳を触りながらじんわりと浮かぶ笑みを隠せない。
「目標は三代大訓に追いついて、追い抜くこと」
同門の東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオンとは大学時代からのライバル。ジムでも頻繁にスパーリングをするという。三代追撃のための第一歩は来年にも日本ランク入り。
「(三代に)負けたくないですね。負けない自信もあります」
24歳の宇津木はこれで3戦3勝(2KO)。ボクシングに縦横姓が出てくれば、確かにおもしろい存在にもなりそうだ。
取材◉宮崎正博
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