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2023-06-06

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週プロ早版6・21号(No.2248)ロス・インゴ入りの辻、凱旋即IWGP挑戦。亮生が世界Jr奪還、T-Hawk三冠取れずも大健闘 6月7日(水)発売 特別定価590円

 毎週水曜発売(一部地域はことなります)の週刊プロレスの内容、見どころを発売1日前の火曜に紹介します。


 今週号の表紙は新日本、上半期最後のビッグマッチ大阪城ホール大会で凱旋即IWGP世界王座に挑戦した辻陽太です。試合に敗れ王座奪取はならなかったものの、王者のSANADA相手に堂々としたファイトでインパクトを残した辻の話もまじえてリポート。ほかにもタイトルマッチやG1出場選手発表など注目大会を巻頭から詳報します。

 全日本は三冠王者・永田裕志に「チャンピオン・カーニバル」準優勝のT-Hawkが挑戦。急きょ回ってきたチャンスをものにできずも、Tの健闘が大いに光った一戦。そのほか青柳亮生が世界ジュニアを全日本に奪回したタイトルマッチなど、全日本プレ旗揚げの地である町田大会と合わせてリポート。NOAHは金剛を脱退した中嶋勝彦が拳王と一騎打ち。蹴りが飛び交う激闘は45分ドロー。中嶋にとってはケジメの一戦となった新宿大会を詳報。

 企画ものとしては先週に続いて「ALL TOGETHER」展望PART2として過去2大会を振り返り&新日本、全日本、NOAH3団体のそれぞれの対抗戦の歴史を紐解きます。また裏ATとなるFREEDOMS6・9新木場大会も佐々木貴&アブドーラ小林対談など展望企画あり。

 そのほかスターダム後楽園&品川、ドラゲー後楽園&神戸、DDT横浜&小田原、大日本・新潟、ドラディション後楽園、東京女子・両国、アイスリボン大阪、エボ女・新木場、wave新宿、ガンプロ高島平、我闘雲舞・新宿など掲載。水曜発売(一部地域は発売日は異なります)。 


新日本6・4大阪城~IWGP世界ヘビー級◎SANADAvs辻陽太「存在そのもの怪物」



 昨秋の成田蓮、海野翔太の凱旋帰国、そして記憶に新しいマスター・ワトのスーパージュニア初優勝と、いま新日本マットには急激な勢いで“新世代”の波が迫っている。ふまえて、辻陽太の凱旋初戦での“最高峰”IWGP世界ヘビー級王座挑戦は、現在のリング上の状況を端的に表現する象徴的な出来事と言えた。

 辻は21年9月から海外遠征に出発。最初の遠征地はイギリスで、RPWを主戦場に活動した。アメリカ修行中の上村優也と異なり、辻に関しては海外での試合映像が頻繁に露出することはなかった。

 ゆえに、“変貌”の度合は未知数な部分も大きかったが、数少ない試合映像の中では大柄な体格でなんなく飛び技も決めるなど、身体能力の高さをうかがわせた。昨秋からはイギリスと並行して、若手時代からかねて希望していたメキシコ修行もスタート。ルチャ・リブレの独特のテクニックを吸収し、短期間の活動ながらベルト挑戦も実現させた。

 約1年9カ月の海外修行。辻はイギリス、メキシコと毛色の異なるプロレスに触れたことで、自身の闘いの幅を大きく広げた。同時にみずからの“出自”も意識することで、さまざまな対戦相手、スタイルに対応できる自信も手に入れた。

 プロレスラーとしての確固たる軸を身につけるとともに、辻は自身の“凱旋プラン”を頭のなかで描いた。凱旋帰国のインパクトがその後の歩みを左右すると考え、ある意味で用意周到に計画を練っていた。

「ヤングライオンのときはベーシックな技を中心に試合を組み立てることが多かったですけど、イギリスではまったく正反対でいかにスゴいことができるかっていうような風潮もあったんです。そのなかでも自分は新日本プロレスのレスラーとしてしっかりとしたロジカルというか、新日本プロレスとはこういうものだっていうのを忘れずにレスリングをしてました。いままで培ってきたベースに加えて、(技を)足していくっていう感じでしたね。ルチャに関してはルールもロジカルもすべてが違って、学生時代にアメリカンフットボールをやってたんですけど、感覚的にはアメフト選手だけどラグビーをやっているようなイメージでしたね(笑)。でも、ルチャも学んだことでレスラーとしての幅はかなり広がったと思います。

 凱旋のタイミングに関しては、まず自分のなかでコロナが明けてからというのがあったんですよね。去年、海野さんと成田さんが帰って来ましたけど、個人的にはタイミングとしてはなにかもったいないなと思って。別に自分からしたらあの2人のことはどうでもいいけど、でも凱旋のタイミングはレスラー人生のなかで1、2を争う注目度を浴びると思うし、そこで一番上に行きたいなと思ったんです。そう考えると、注目度のあるG1には出た方がいいし、さらにチャンピオンとしてG1で優勝したら、一気にガッと(トップまで)行くじゃないですか。いろいろ考えると、タイミングとしてはここしかないなって考えました」

 着実に、確実にレスラーとしてスキルアップした上で、5・3福岡での凱旋、そしてG1を控えた上半期の総決算の場となる大阪城決戦での最高峰王座挑戦までは、すべて計算通りの行動。IWGP世界ヘビー級王座奪取が、次なる計画に進むためのステップだった。(市川)

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 詳細は6月7日(水)発売の週プロ誌面にて。週刊プロレスmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています。

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