※大橋会長(右)、父・真吾トレーナーと和やかな会見に臨んだ
写真_本間 暁
『ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)』初戦を兼ねたWBA世界バンタム級タイトルマッチを、衝撃的な初回1分10秒KOで終えた井上尚弥(大橋)が8日、一夜明け会見。
「ダイジェストも含めれば50回くらい」試合映像を見たという尚弥は、「昨日に関してはパーフェクトすぎたかな」と、傷ひとつない笑顔で、左ジャブ&右ストレートの鮮やかなワンツーでのKO劇を振り返った。
アマチュアキャリア500戦超で、元WBA同級スーパーチャンピオンのファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)は、くせ者サウスポーで、「60秒の中ですごく駆け引きがあった。パヤノは半身がキツくて、距離があって、どう当てていこうか考えていた」(尚弥)
0コンマ何秒の集積の中、「パヤノが強く入ってきたところに右アッパーを狙ったら、そこで少し勢いが止まった。そこから、外から外からという意識を(パヤノに)持たせて、行けるなっていうタイミングでステップイン」──。
「左足もジャブもだいぶ内側に入れていたので」と、腰を捻り込む、ウェイトのたっぷり乗った打ち方になったものだが、ここでパッとフラッシュバックしたのは、フリオ・セサール・チャベス(もちろんシニア)だ。
サウスポーを大得意としていたチャベスが、やはり同じようにインサイドに入って右で倒すシーンがあったのだが、似た雰囲気を持っていた試合は、チャンピオン時代のノンタイトルマッチ(誰が相手だったか失念……)でかなり格下の相手だったと記憶している。だが、対して尚弥が実践したのは、相手の距離感を狂わせることに長けたパヤノなのである。
もう、ただただ平伏するしかない。
集まった報道陣も、尚弥によるこの述懐を、緊張感をもって拝聴。しかし、これ以外は、入場後のクスッと笑える心境、初お披露目となった明波ちゃん(1歳)とのエピソードなどなど、終始、和やかに進んだ。そのあたりも含めた、「井上尚弥の素顔、表情」は、10月15日(月)発売の『ボクシング・マガジン11月号』に、ボリュームたっぷりの試合レポートとともに掲載するので、どうかお楽しみに!
文_本間 暁
※『ボクシング・マガジンWEB』では、下記のコラムをはじめ、井上尚弥、チーム井上に関するコラム、レポート等満載! ページをお気に入り登録して、検索してみてください。
2024-03-25
【令和6年夏場所予想番付】
2024-03-25
チケット売上28億円の祭典WWE「レッスルマニア」について武藤敬司、イヨ・スカイ、倖田來未、レイザーラモンが語る「日本だけちゃう。こんなに盛り上がってないの」【週刊プロレス】
2024-03-22
【BBMカードプレゼント】BBMcards 公式X15,500フォロワー様記念プレゼント!
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2023-07-24
ランニングマガジン・クリール年間定期購読キャンペーン
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2024-03-25
【令和6年夏場所予想番付】
2024-03-25
チケット売上28億円の祭典WWE「レッスルマニア」について武藤敬司、イヨ・スカイ、倖田來未、レイザーラモンが語る「日本だけちゃう。こんなに盛り上がってないの」【週刊プロレス】
2024-03-22
【BBMカードプレゼント】BBMcards 公式X15,500フォロワー様記念プレゼント!
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2023-07-24
ランニングマガジン・クリール年間定期購読キャンペーン
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]