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2019-09-20

【BBM cards Editor's Special Column #2019−22 日本ラグビー】7年間で7種のラグビーカードをリリースそのすべてに登場したのは誰?

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BBMカードの制作担当者が、自分が作ったアイテムについて思い入れを綴るコラムシリーズ。ラグビー日本代表スコッドをカード化「BBMジャパンラグビーカード2019」の編集を担当した筆者の思いとは?

日本代表関連のカード3種すべてに登場するには
7年にわたって日本ラグビー界の最前線にいるのが必須

 ベースボール・マガジン社は2010~11年に刊行した「日本ラグビー激闘史」の付録として、初めてラグビーカードを制作しました。

 カード単体としては、もう少し後。13年6月にウェールズ戦で歴史的勝利を挙げたことを記念し、1989年5月にスコットランド戦で大金星を挙げたメンバーも加えた「BBMラグビー日本代表カードセット1989&2013 Historic Win!」をリリースしたのが最初です。ラグビー日本代表関連では15年ワールドカップの翌年に「BBM JAPAN NATIONAL RUGBY TEAM CARD SET 2016」を発売し、今回、日本代表候補選手を取り上げた初のパックもの「BBM JAPAN RUGBY CARDS 2019」を制作しました。

 この3タイトルすべてに登場するには「1989年のスコットランド戦か2013年のウェールズ戦で日本代表」かつ「2015年ワールドカップの日本代表」かつ「2019年のウルフパックか日本代表候補合宿に参加」していなくてはなりません。最低でも7年にわたって日本ラグビー界の最前線でプレーした選手は…山下裕史、三上正貴、堀江翔太、ツイ ヘンドリック、田中史朗、日和佐篤、田村優、立川理道、福岡堅樹、なんと9選手いました! ちなみに日本代表の中心選手であるリーチ マイケルは13年序盤に骨折し、ウェールズ戦には出場していません。

 一方、15年から毎年制作している「ジャパンラグビートップリーグカード」4タイトルすべてでカード化された選手は13人います。16チームから71選手が登場するこのアイテムは、チームの要であるキャプテンを必ず取り上げることを身上としています。日本代表などでチームを留守にする可能性が高い選手がキャプテンを務めるケースは少ない上に、「伸び盛りの若手」や「注目の新外国人選手」を紹介するために、人気・実力ともに申し分ない選手のカード化を見送っています。カード化されていない年があったとしても、その理由は制作サイドの都合です。ちなみに13年のウェールズ戦に大学2年生で出場した福岡堅樹は、トップリーグカード初年度はまだ大学生でした。

 日本代表関連3アイテムとトップリーグ4アイテム、そのすべてでカードを飾ったのは…田中史朗、田村優、立川理道の3選手です。アイテム別だけでなく、シングルカードを探して選手別のコンプリートにもぜひ、チャレンジしてみてください。

BBMラグビー日本代表カードセット1989&2013 Historic Win!
No.24 田中史朗

BBM JAPAN NATIONAL RUGBY TEAM CARD SET 2016
No.18 田中史朗

BBM JAPAN NATIONAL RUGBY TEAM CARD SET 2016
No.25 田村優

BBM JAPAN RUGBY CARDS 2019
No.39 田村優

BBMラグビー日本代表カードセット1989&2013 Historic Win!
No.25 立川理道

BBM JAPAN RUGBY CARDS 2019
No.42 立川理道

このアイテムの詳細はこちら!

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