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2019-08-08

【短期集中連載】2019年BBMカード12球団チームパックレビュー その5〜ファイターズ&ゴールデンイーグルス編〜BBMカード制作スタッフが厳選!「MYベストカードはこれだ!」

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BBMカードの球団別チームパックは今年も無事に全12球団が発売しました。制作スタッフがそれぞれの「MYベストカード」を選ぶ短期集中連載をお届けします。

ベスト&こだわりの1枚を発表します!

 BBMカードの定番アイテムとしてリリースしている球団別のチームパック。3月から7月までで12球団すべてのアイテムが出揃いました。楽しんでいただけていますか? 今年もまた、制作スタッフが趣向を凝らして球団ごとのカラーが出る内容になっていると思います。

 そんなスタッフがそれぞれに選んだ「ベストカード」「こだわりの1枚」を紹介するこの短期集中連載。すっかり夏の恒例となりましたが、日本ハムと楽天が今回の第5回のテーマ。買いそびれてしまったという方はぜひカードショップへ!

BBM北海道日本ハムファイターズベースボールカード2019
ベストカードは……直筆サインカード 吉田輝星!

直筆サインカード 吉田輝星

 当たり前ですが、すべての選手にとって「プロ1年目」は一度きりです。だからこそ、ルーキー時代のカードはより貴重なもの。

 今年も多くの新人が躍動していますが、その中でも知名度、話題性で随一の存在が吉田輝星です。昨夏の甲子園で大フィーバーとなる活躍を披露した右腕は、6月には高卒1年目ながらプロ初登板を初先発で果たし、5回1失点でいきなり初勝利を飾りました。

 この鮮烈なデビューによって、改めてスター性を身にまとうことになりました。だからこそ、彼のルーキーサインは2019年を代表するカードの1つではないでしょうか。

 もちろんデザインについても自信があります。背景はチームカラーであるブルー系、ゴールド系を生かした色合いを採用しつつ、絶妙な光の当たり方を表現して背景をぼかすことで柔らかい雰囲気を持ち、それでいて強く印象に残る。他のサインカードとはひと味違う個性的なカードになっています。

こだわりの1枚!

〈Jewelry Ice 清宮幸太郎〉

 北海道の特色を反映しようと、一昨年は「Northern Light」(日本でいうオーロラ)、昨年は「Diamond Dust」と寒冷地ならではの美しい自然現象をタイトルにしたインサートカードを作ってきました。その流れで、今年は「Jewelry Ice」! 海岸に打ち上げられた氷が日の光を受けて輝くことで、そこから発想して、チームの中心選手として輝かしい未来が期待される、ここ3年のドラフト1位選手(堀瑞輝、清宮幸太郎、吉田)で構成しました。

 デザインでは、氷の持つ質感と輝きを出すことを重視しました。タイトル、選手名といった文字の部分も光沢を感じられるようにすることで、カード全体で、「Jewelry Ice」のきれいな景色を表現することを目指しました。

JI3 清宮幸太郎

◇商品の詳細はこちら!

BBM東北楽天ゴールデンイーグルスベースボールカード2019
ベストカードは……1of1直筆サインカード Z.ウィーラー!

1of1直筆サインカード Z.ウィーラー

 楽天のベストカードはこれで決まり! 背景に選手の表情写真、手前に小さく打席での写真を配していますが、ウィーラーのはじける笑顔があまりにも印象的です。

 同選手がこの表情を見せたのはいつなのかというと、今季4月16日の西武戦の延長10回裏、無死満塁からセンターへサヨナラ犠飛を打ってベンチに引き揚げてきた際のものなのです。アニメの「ハクション大魔王」に似ていると言われ、コラボグッズも作られている同選手ですが、やはり似てますね。

 今季で来日5年目を迎えますが、6月18日の阪神戦で13号2ランを放って通算100本塁打に到達。チームの外国人選手としては初めての記録となりました。ちなみに、楽天球団の最多本塁打記録は山﨑武司(在籍05〜11年)の191本、3位のフェルナンデス(在籍06〜08年)が71本なので、ウィーラーは17年シーズン終了時点ですでに球団歴代2位に立っていたわけです。今後も末永く活躍してもらいたいものです。

こだわりの1枚!

〈MEET THE TARGET 茂木栄五郎〉

 則本昂大、岸孝之と投手の二枚看板を欠きながらも、一時は首位に立つなど健闘を見せた今季の楽天。一番打者としてイーグルス打線を牽引しているのが茂木です。

 昨年は8月中旬に登録抹消されたあと、故障もあって再昇格できず、出場わずか100試合で89安打、打率.247と入団以来最低の数字に終わってしまいました。しかし、今季は開幕から好調に安打を積み重ね、7月22日現在で秋山翔吾(西武)に次ぐリーグ2位の108安打をマーク。プロ4年目で初の打率3割にも届きそうです。
 5人の主力打者をピックアップしたサブセット「主力野手」のカード裏面では、各選手の開幕から6月9日までの日々の打撃成績をグラフ化して見せています。棒グラフが日々の安打数で、棒グラフの上に乗っている★はホームランを表しています。折れ線グラフは日々の打率の推移となっていますが、茂木のそれを見ると、コンスタントに安打を放って打率3割をキープしていることが見てとれますね。

E77 茂木栄五郎(おもて)

E77 茂木栄五郎(うら)

◇商品の詳細はこちら!

(次回はドラゴンズ&ホークス)

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