格闘団体のONEチャンピオンシップが主催するONEマーシャルアーツ・ファンフェスが、10月
5日と6日の両日行われている。5日の初日には、新空手の演舞、ONEウォリアーシリーズ(日本VS世界)、eスポーツのONE TEKKEN トウキョーインビテーショナルなどが行われた。
ONE TEKKEN トウキョーインビテーショナルでベスト4のチーム
ONEウォリアーシリーズ(日本vs世界)は、元世界王者のリッチ・フランクリンが監修するONEの登竜門イベント。これまでアジア各地で開催されてきたが、日本では初開催となった。今回のテーマは「日本vs世界」。ワールドクラスの強豪に日本選手が挑戦した。
ONEウォリアーシリーズ(日本vs世界)では、基山幹太選手や有井渚海選手らが躍動した
会場となったベルサール渋谷ガーデンは、入り口にリングが設けられ、ONEウォリアーシリーズの熱戦が繰り広げられ、奥には3面の巨大スクリーンが設置されたゲーミングステージが設けられていた。
eスポーツのONE TEKKEN トウキョーインビテーショナルでは、チームジャパンとチームコリアが決勝に進出し、チームコリアが若きエース、ULSAN選手の活躍で、DOUBLE選手が率いるチームジャパンを逆転で下し、優勝賞金99万円を獲得した。
チームジャパンとチームコリアの決勝。
リアルな格闘技とeスポーツが競演する空間は、ONEチャンピオンシップのイベントでは初めての試み。「格闘技ファンとeスポーツのファンは、同じ感覚を持っていると考えています。お互いにとって刺激になるはずです」と、ONEチャンピオンシップの秦アンディ英之社長は、新しい試みの可能性に自信をのぞかせた。
その2つの間のミート&グリートエリアでは、世界女王のアンジェラ・リー選手やクリスチャン・リー選手らによるサイン会やオフィシャルグッズの販売が行われた。
ファンとの撮影に応じるアンジェラ・リー選手(中央)
ファンフェスは、6日にも開催され、元ONE世界ライト級王者の青木真也選手による「グラップリングセミナー」、元女子世界バンタム級王者のミーシャ・テイトさんによる「MMAセミナー」などが予定されている。