

トレイシー・ウィルソンコーチのアドバイスに耳を傾ける羽生。スタッフとのコミュニケーションが円滑なことは練習風景から十分に伝わってきた
現地時間の8月8、9日に行われる羽生結弦の公開練習、その1日目が無事に終了した。羽生は2回の氷上練習を行い、練習後の会見で今季のフリーの曲は2015-2016シーズンと同じ『SEIMEI』にすると発表。氷上練習では通しの曲かけはなかったものの、何通りかに分けてジャンプとつなぎを披露した。
なお、フリーのジャンプは冒頭から4回転ループ、4回転サルコー、3回転フリップ。そこからスピン、ステップを経て後半は4回転サルコー-3回転トーループ、4回転トーループ-1回転ループ-3回転サルコー、さらに4回転トーループ、トリプルアクセル-2回転トーループ、3回転ルッツ(あるいはリカバリーのアクセル)という順で、4回転を計5本、しかも後半に3本入れる難度の高い構成になる。

駐車場からクリケット・クラブの入り口に向かう途中、大勢のカメラマンを見つけて思わず笑ってしまう羽生。今季も報道陣との「コネクト」はスムーズなようだ(と思いたい)
2015‐2016シーズンですでに『SEIMEI』を五輪シーズンで使おうと思っていたと言い、「また(同じ曲)と思われない演技にしたい。何より自分でいられるプログラム。余計なことを考えないで済む」と羽生は前向きだ。SP同様、曲は同じでも構成はより難しくなっている。フレッシュな気持ちで新しい挑戦に臨んでいることは、言葉の張りや表情からも感じ取ることができた。
2日目の明日9日も氷上練習が行われ、その後は雑誌社向けの個別インタビューが行われる予定。現地取材班も明日の打ち合わせや編集作業に追われており、本日は短めのレポートとさせていただきます。いずれ機会を設けて、今回のトロント取材で感じたことなどを報告させていただきますので、しばしお待ちを。さあ毛受カメラマン、今日はホテル近くのウェンディーズでハンバーガーをテイクアウトして、それを食ったら朝まで仕事だっ。

公開練習には100人近い報道陣が訪れた。あまりに多いため、カメラマン以外はリンク2階から練習見学。声は聞こえなかったが、至近距離から羽生の動きをウォッチできた

もちろんブライアン・オーサー・コーチも取材に対応。このほか振付師のシェイリーン・ボーン氏も会見を行い(デビッド・ウィルソン氏は発熱で欠席)、羽生の今季について余すところなく語ってくれた
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