開幕が約8カ月後に迫った韓国・平昌オリンピック。日本代表候補選手が続々と今季のプログラムを発表している中、依然としてベールに包まれているのが羽生結弦の「フリー」だ。
ショートプログラム(SP)については、5月26日にスタートしたアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」の初日、幕張公演で『バラード第1番』を披露。2014-2015シーズン、さらには翌2015-2016シーズンにおいて羽生自身が使用したピアノ曲で、15年12月のGPファイナルで110.96点の世界最高をマークした、羽生結弦史の中でも輝かしい位置づけにある「相棒」だ。
しかも、単なるリバイバルではなく、今回は冒頭に4回転ループを持ってきた。後半にはトリプルアクセル、さらに4-3の連続トーループ。110.95点をマークした時は4回転サルコー、4-3のトーループ、トリプルアクセルの順だったから、難易度はより増している。幕張公演初日はループでパンクしたが、やはり冒頭のジャンプがカギを握りそうだ。
ANA城田憲子監督いわく、オリンピックシーズンの今季は「4年間で一番いい作品をやるべき」。となると、フリーはヘルシンキで世界記録を書き換えた『ホープ&レガシー』なのか…と妄想してしまうが、6月19日現在、詳細は明らかになっていない。
ここで楽屋話をすると、「ファンタジー・オン・アイス」初日の時点で、報道陣の間では「神戸公演で新しいフリーがお披露目されるのでは」という未確認情報が流れていた。アイスショーのほとんどは、報道公開される公演はただ1度。しかも、その多くは公演初日の第1回公演(昼夜公演の場合は昼の部)というのが相場になっており、そのためアイスショーの事務局には「神戸公演を取材させてほしい」という報道陣からの希望が伝えられていた。結局、それはかなわなかったが、神戸、新潟と続いた公演で、羽生は結局、フリーを公開することはなかった。
7月7~9日の「ドリーム・オン・アイス」(新横浜)は、6月19日時点で羽生の出演はアナウンスされていない。こうなると、俄然注目度が増すのが、8月上旬に予定されているカナダ・トロントでの公開練習だ。私たち「フィギュアスケート・マガジン」編集部も取材の準備を進めているが、クリケットのリンクに今季のフリーの曲が流れてくる瞬間を想像しただけで胸が高鳴ってくる(曲かけがあるかどうかは今の時点でわからないが)。
早く見たい、知りたいという欲求は確かにあるものの、頭の中であれこれ空想するのもスケートファンの喜びであり、特権。ファンの間では「今季のフリーはこの曲がいい」という幸福な議論も展開されているようだ。ともあれ、羽生が与えてくれたワクワクとともに、8月の取材を指折り数えることにしよう。
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