アメリカンフットボール Xリーグは11月11日、横浜スタジアムでジャパンXボウル(JXB)トーナメントの準々決勝3試合を行った。第3試合のLIXILディアーズ(レギュラーシーズン4位)対IBMビッグブルー(同5位)の一戦は、IBMが、51-31でLIXILを降した。IBMは11月26日の準決勝(大阪市のキンチョウスタジアム)で、12日にオール三菱ライオンズを破ったパナソニックインパルスと対戦する。
両者の対戦は、この時期の風物詩となってきた感さえある。今季はレギュラーシーズン第5節の10月21日に対戦し、LIXILが第4クオーターに17点差を逆転して勝利した。昨年も、レギュラーシーズンでLIXILが大逆転勝利、準々決勝でIBMが勝利した。データ的には、鹿島時代から通算して、ディアーズが秋のリーグ戦(セカンドステージを含まず)で12回対戦して全勝。一方で、ポストシーズン・セカンドステージではビッグブルーが4連勝中だ。そして、そのデータ通りの結果となった。
先制はIBM、第1クオーターLIXIL最初のオフェンスプレーでQB加藤翔平のパスを、LBコグラン・ケビンがインターセプトし、リターンタッチダウン(TD)を決めた。しかし、次のキックオフで、LIXILのWR前田直輝が96ヤードのリターンTD、試合開始わずか32秒で7-7という展開は、ど派手な「殴り合い」を予感させた。
IBMは、第1クオーター2分にK佐藤敏基のフィールドゴール(FG)、第2クオーター1分にはQBケビン・クラフトからWR栗原嵩へのTDパスと着々と加点した。LIXILは第1クオーターにレッドゾーンまで攻め込みながら、ターンオーバー(WR前田のファンブル)を喫し、第2クオーター4分にQB加藤が自らランでTDを決めたが、その後は2回パントに追い込まれるなど、オフェンスはちぐはぐ感がつきまとった。
しかし、前半残り1分余りで、IBMのクラフトが投げたパスがWR栗原の手に当たって跳ねたと判定され、ボールを捕球して走ったLIXILのDB佐野忠也のインターセプトリターンTDとなった。21-20とLIXILの最少リードで前半を終えた。
前半、不本意な終わり方をしたIBMオフェンスだが、後半はエンジン全開となる。第3クオーター最初のオフェンスで、RB末吉智一が80ヤードを走りエンドゾーンに飛び込んだ。このビッグプレーを皮切りに5回のオフェンスシリーズで4本のTDを決めて、LIXILを突き放した。対照的に、LIXILはオフェンスがリズムに乗れず、第3クオーターは1FGを返しただけ。第4クオーター3分に加藤から前田にTDパスが決まったが、その後も続かなかった。
IBMのヒーローは、QBクラフトだ。前回は自らのファンブルで敗れたが、この日はパスで272ヤード、成功率72.5%、4TDと本領を発揮した。さらに、RB高木稜を負傷で欠いたRB陣では、ルーキー伊藤隆貴が奮闘、末吉の2倍となるラン16回で、67ヤードをゲイン、バランスの取れたオフェンスはトータル500ヤードを記録した。10月の対戦ではレッドゾーンに入ってから攻めあぐねたが、この試合は特に後半でチャンスをことごとくTDに結びつけた。
準決勝の相手は、山田晋三ヘッドコーチの目標「打倒、ビッグ3」の一角、パナソニックだ。2013年11月セカンドステージで大敗して以来の対戦となる。この強敵を倒さない限り、悲願の日本一はない。
(取材・撮影/小座野容斉)
・今日の結果について
・前回の対戦と違い、今回は後半のチャンスでFGではなくTDを取り切った。
・ルーキーRBの伊藤が良かった。
・後半最初のTDで、TEスタントンのモーションスイープで2ポイントコンバージョンを決めたが、スタントンのランプレーは
・リードされて前半を終えたが
・ディフェンスはどうだったか
・試合最初のコグランのインターセプトは
・オフェンスもディフェンスも良くて、悪かったのはキックオフのカバーくらいか
・相手はパナソニックと想定できそうだが
・ウェストは、あまり大量点を取るフットボールではないと思うが。
・FGではなくTDを取らなければいけない
・エレコム戦以降、ずっとTDを取り切れない試合が続いていた。今日はIBMらしく大量点となったが
2024-05-15
元アクトレスのエース青野未来はなぜプロレスに帰ってきたのか。マリーゴールド旗揚げ戦は「プロレスラー青野未来として石川奈青に絶対勝ちます」【週刊プロレス】
2024-05-13
【新作情報】「BBM横浜DeNAベイスターズ ベースボールカード2024」開幕戦で本塁打、鮮烈デビューのルーキー度会隆輝など注目メンバーが多いベイスターズの2024年チームパックが発売!!
2024-05-15
【相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番】大の里、左四つからの攻めをしのいで若元春に連勝し、1敗を堅持
2024-05-14
前人未到のK-1&ボクシングの2冠達成 今こそ知るべき武居由樹の壮絶人生
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2024-05-15
元アクトレスのエース青野未来はなぜプロレスに帰ってきたのか。マリーゴールド旗揚げ戦は「プロレスラー青野未来として石川奈青に絶対勝ちます」【週刊プロレス】
2024-05-13
【新作情報】「BBM横浜DeNAベイスターズ ベースボールカード2024」開幕戦で本塁打、鮮烈デビューのルーキー度会隆輝など注目メンバーが多いベイスターズの2024年チームパックが発売!!
2024-05-15
【相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番】大の里、左四つからの攻めをしのいで若元春に連勝し、1敗を堅持
2024-05-14
前人未到のK-1&ボクシングの2冠達成 今こそ知るべき武居由樹の壮絶人生
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]