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2019-05-31

【柔道】NPO法人柔道教育ソリダリティーが13年の活動に幕。

山下泰裕・全日本柔道連盟会長が理事長を務める認定NPO法人柔道教育ソリダリティー(山下泰裕理事長)が13年間にわたる活動を終了し、5月30日に東京都内で「感謝の会」を開いた。

※写真上=13年の活動を終了したNPO法人柔道教育ソリダリティー。山下泰裕理事長と事務局長・光本惠子氏(後列左)と事務局の小澤浩子氏(後列右)
写真◎近代柔道

「感謝の会」に国内外から約150人が参加

会には上村春樹講道館長をはじめ、英国や中国などを始め、国内外からこれまで活動に関わった約150人が参加。リサイクル柔道衣・柔道畳の寄贈、イスラエル・パレスチナでの柔道指導や国際コーチングセミナーの開催など、柔道普及と国際貢献活動を振り返る、あたたかな会となった。

山下理事長は挨拶で「13年前に東海大学の私の研究室を使って起ち上げたNPO法人でしたが、多くの方々、企業にご支援いただき、我々の予想を遙かに超えるさまざまな活動を展開することができました。みなさまのお力がなかったらこの13年間の歩みはなかったと思います」などと述べ、感謝の意を表した。

※写真上=会の冒頭にあいさつする山下理事長
写真◎近代柔道

※写真=英国連邦柔道協会教育理事のMike Callan氏は日本語であいさつ

写真◎近代柔道

 解散については、全日本柔道連盟会長などの要職にあり多忙を極める山下理事長が、活動に時間が割けなくなったことを理由に昨年6月の年次総会で承認。

この日、「感謝の会」の前に開かれた最後の総会ですべての活動を終了した。今後、活動の一部は、山下理事長の教え子である井上康生東海大准教授が、神奈川県の承認を得て4月に設立したNPO法人JUDOsが、その精神とともに受け継いでいくこととなる。

※写真上=4月にNPO法人JUDOsを立ち上げ、活動の一部とその精神を引き継ぐことになった井上康生氏

写真◎近代柔道

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