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2018-11-24

【柔道】グランドスラム大阪 73kg級・大野将平が優勝

※73kg級決勝、海老沼匡選手との熱闘を制した大野将平選手
写真◎近代柔道

グランドスラム大阪、新井千鶴が世界代表に内定

11月24日、丸善インテックアリーナ大阪でグランドスラム大阪大会2日目が行われ、男子は73kg級、81kg級、女子は57kg級、62kg級、70kg級の5階級のチャンピオンが決った。女子では70kg級の新井千鶴が世界選手権に次いで優勝し、来年の世界選手権代表を内定させた。

男子
73kg級

優 勝 大野 将平(日本)
2 位 海老沼 匡(日本)
3 位 立川  新(日本)
 〃  T.マシアス(スウェーデン)
    野上廉太郎/3回戦敗退
大野将平(日本)コメント
「決勝はこれ以上ない技の打ち合いで、お互いに超攻撃的にこの大舞台で尊敬する海老沼先輩と試合が出来て誇りに思います。大阪の国際大会で天理の後輩の声援が純粋にうれしかった」

※73kg級表彰
写真◎近代柔道

81kg級

◆81kg級 
優 勝 佐々木健志(日本)
2 位 小原 拳哉(日本)
3 位 永瀬 貴規(日本)
 〃  V.アルベイラク(トルコ)
    佐藤正大/3回戦敗退
佐々木健志(日本)コメント
「何とか結果が出せてホッとしています。決勝はケンカ組み手で、釣り手をしっかり持ちたかったけど、いいところは持たせてもらえませんでした。自分の長所である寝技を生かすことができたと思います」

※81kg級表彰
写真◎近代柔道

女子
57kg級

優勝 J.クレムケイト(カナダ)
2位 玉置  桃(日本)
3位 舟久保遥香(日本)
〃  権 柔 貞(韓国)
   芳田  司/5位
   富沢 佳奈/2回戦敗退

J.クレムケイト(カナダ)コメント
「今まで日本人選手に勝ったことがなかったのですが、今日は3人に勝って優勝できたので、素晴らしい一日になりました。落ち着いて戦えたことが勝因です。(カナダの)同階級のデグチ・クリスタ選手は、ライバルであり目標。彼女がいることが刺激になっています」

※57kg級表彰
写真◎近代柔道

63kg級

優勝 土井 雅子(日本)
2位 鍋倉 那美(日本)
3位 能智亜衣美(日本)
〃  田代 未来(日本)

土井 雅子(日本)コメント
「この大会の優勝を手に入れたかったので、とてもうれしいです。2020年のオリンピックに向けて、今日勝たないと近づけないと思っていたので、初戦から決勝戦のつもりで戦いました。社会人1年目、出稽古先で刺激をもらって良い一年になりましたし、立ち技が少しずつできてきた。JR東日本の方々、仲間の応援が力になりました。ありがとうございました」

※63kg級表彰
写真◎近代柔道

70kg級

優勝 新井 千鶴(日本)
2位 A.ベルンホルム(スウェーデン)
3位 新添 左季(日本)
〃  M.ピノ(フランス)
   大野 陽子/5位
   田中 志歩/2回戦敗退

新井 千鶴(日本)コメント
「昨年のGS東京もそうでしたが、取らなきゃいけない試合を取れないことがあった。その悔しさがあったので、今回の大阪でリベンジしたいと思っていました。でも、もう少し投げるチャンスも固め技で決められるチャンスもあったので、そういう意味では課題が残った。内定を取れたことは、すごくうれしかったですし、世界選手権3連覇のチャンスができて、まだまだ次があるという気持ちです」

※70kg級表彰
写真◎近代柔道

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