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2019-12-03

「自分ができるベストを突き詰めて、東京五輪まで頑張りたい」(平野歩夢) FALKENが中村輪夢、松本遥奈、平野歩夢とスポンサー契約締結

11月28日、住友ゴム工業(株)がスケートボード・スノーボードの平野歩夢、BMXフリースタイルの中村輪夢、スノーボードの松本遥奈とFALKENブランドでスポンサー契約を締結した。

 FALKENは1983年に生まれたタイヤブランドで、欧米を中心にグローバルで販売。2015年にはニュルブルクリンク24時間耐久レースで総合3位表彰台を獲得するなど、モータースポーツ活動に力を入れている。

 ドイツ語でFALKENは「鷹」を意味する。空高く力強く羽ばたく「鷹」のイメージと、大空を駆け巡りグローバルに展開する「レッドブル・エアレース」のイメージがマッチし、2015年よりパートナーシップを結んできた。この度「飛ぶ、鷹」をイメージさせるエクストリームスポーツ3選手とスポンサーシップを結び、「TEAM FALKEN」として活動する。

 2019年のUCIワールドカップ広島大会で準優勝、同年11月に中国・成都で開催されたBMXフリースタイル・パークのワールドカップ第3戦で優勝し、今季全3戦の通算の年間総合でシリーズチャンピオンに輝いた中村輪夢(写真上)は「TEAM FALKEN加入のオファーを頂いて本当に嬉しかったです。いつかは僕の自転車のタイヤも作ってもらえるぐらい、頑張ります」とBMXフリースタイルでのさらなる飛躍を誓った。

 2017年3月の世界選手権女子ハーフパイプで銀メダルを獲得し、18年3月のBURTON US OPENで3位入賞を果たした松本遥奈(写真上)は「前からFALKENのロゴが好きで、タイヤを履かせてもらっています。私のモットーとして“高さ”を出したいという思いがあるので、この3人でもっと上を目指して、もっと高さを求めて活躍できればと思っています」と高さへのこだわりを話した。

 冬季五輪の男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得し、2019年はスケートボードに本格参戦し、夏冬五輪出場を目指している平野歩夢(写真上)は「様々なアスリートがライフスタイルで使っているのを見て、ロゴ、タイヤ自体もかっこういいと思っていました。僕もTEAM FALKENに加わったので、ライフスタイルでもFALKENブランドのタイヤを履いてみたいと思います」とロゴ、タイヤのイメージを語った。スケートボード挑戦については「思ったよりも大変な部分がある。自分が今できるベストを突き詰めて、東京五輪まで頑張りたい」と2020年への抱負を語った。

 発表会当日は、FALKENコンセプトカー(写真上)が3台連結して渋谷の街を走り、平野、中村、松本がTEAM FALKENのメンバーに加わったことを祝福した。

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