Xリーグは10月1日、相模原ギオンスタジアムで、第3節のノジマ相模原ライズ対IBMビッグブルーの一戦が行われ、ノジマ相模原がQBデビン・ガードナーのパス・ラン計7タッチダウン(TD)の活躍などで、49-42で競り勝ち、2勝1敗とした。敗れたIBMも2勝1敗。
ノジマ相模原にとって大切な年に1回のホームゲームは、ガードナーとIBMケビン・クラフトの両QBが持てる力を発揮し、両チームのオフェンスが合計で1176ヤード、13TDを挙げる乱撃戦となった。14-14で迎えた第2クオーター、ノジマ相模原はわずか5プレー65秒で2TDを奪うなど計3TDの猛攻で、試合の主導権を握った。第4クオーター4分にはガードナーがこの試合3本目のランTDを決めて、リードを21点に広げ勝負を決めたかに見えた。しかしオフェンスやキッキングでミスが続き、IBMに終盤の追い上げを許し2TDを奪われた。最後はIBMのオンサイドキックを抑えて、逃げ切った。ノジマ相模原オフェンスは、パス406ヤード、ラン205ヤードで、これまで不安定だったガードナーのパスが、インターセプトを試合冒頭のオフェンスシリーズの1本だけに留めたのが奏功した。一方で、第3クオーターに自陣39ヤードでDEマリオ・オジョムリアが、第4クオーターには自陣11ヤードでLB田中喜貴が、いずれもIBMオフェンスに攻め込まれながらインターセプトを奪ったのも大きかった。昨秋はリーグ戦1勝5敗でトーナメント出場を逃したノジマ相模原は、上位の「スーパー9」チームに対して、リーグ戦で2年ぶりの勝利となった。
既に他地区は第4節に入っているにも関わらず、第3節のゲームを戦った両チームは、共に10月はこの試合を含めて、29日間で4試合と、厳しい日程となる。
ノジマ相模原のベテランRB宮幸崇が、49点を奪った強力オフェンスの中できらりと光った。序盤からパワフルなランを見せていたRBシオネ・ホマが第1クオーター10分48秒にガードナーのパスをキャッチしてTDを決めた際に脚部を痛めた。第1クオーターだけで7回49ヤードと好調だった183センチ105キロ、ホマのリタイアはノジマ相模原オフェンスにダメージとなるかに思われた。
しかし代わりに登場した宮幸がファーストプレーから見せ場を作った。強いパスラッシュにさらされたガードナーが、チェックダウンで投じた短いパスをキャッチすると、密集を巧みに走り抜けて41ヤードのパスプレーとした。次のプレーでガードナーがTDパスを決め、わずか25秒で7点を奪ったが、ドライブのキーとなったのは宮幸のランアフターキャッチだった。次のシリーズでも、2プレー目にランで中央を突いて21ヤードをゲインし、3プレー40秒55ヤードのTDドライブに大きく貢献した。
宮幸はラン10回63ヤード、パスレシーブ3回40ヤードと、ホマの穴をまったく感じさせなかった。さらに、コンスタントにランが出ていたため、ガードナーのプレーアクションパスがより効果的となり、オフェンスを安定させる結果につながった。
宮幸は11月で33歳になる。RBは消耗の激しいポジションで、ここ数年は負傷に苦しむシーズンもあったが、今年は春からコンスタントな働きを見せている。ノジマ相模原悲願の日本一達成のカギを握る選手の一人だ。【小座野容斉】
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