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2019-04-23

WRESTLE-1 平成最後の新木場大会

WRESTLE-1 TOUR 2019 CHERRY BLOSSOM
★4月22日(月) 東京・新木場1st RING 観衆=130人

 22日、WRESTLE-1の平成最後となる興行、「WRESTLE-1 TOUR 2019 CHERRY BLOSSOM」が東京・新木場1st RINGで開催された。

※以下の試合リポートは「週刊プロレス mobile」内の「試合結果速報」に掲載されたものの一部となります。

近藤修司(左)と羆嵐(右)

第5試合 30分1本勝負
○近藤修司&アンディ・ウー&稲葉大樹(17分58秒、片エビ固め)芦野祥太郎&児玉祐輔●&羆嵐
※キングコング・ラリアット

 先発した芦野がアンクルロックを仕掛けると、稲葉が切り返して素早い攻防。つづいて熊嵐と近藤はチョップを打ち合う。熊嵐がヘッドロックからロープに走ってぶつかり合う。ここは熊嵐が倒す。児玉とアンディが向かい合うと、児玉が蹴りつけ、張り飛ばす。

 串刺し攻撃をかわしたアンディだが、児玉は頭をつかんで倒す。アンディは背中を合わせて投げると反撃。自軍コーナーで児玉を蹴りつけ、顔を踏みつける。さらに稲葉がエルボードロップを3連発するもカウント2。近藤はチョップを繰り返し、アンディはヘッドシザースで投げるもカウント2。ブレーンバスターを狙うも、着地した児玉は足を引っ張って場外に引きづり下ろし、アンディを客席に投げ込む。しばし場外戦へ。 

 10分経過。芦野が蹴りつけ、エプロンから児玉がトペ・アトミコ。芦野がカバーもカウント2。熊嵐がセントーンもカウント2。アンディは裏拳でやり返し、エプロンの児玉にはエルボーを食らわせて場外に落とす。さらにアンディは熊嵐に飛鴻。稲葉が串刺しエルボー。熊嵐がやり返すと、カウンターを合わせた稲葉が走り込んでのエルボーで倒し、ブレーンバスターもカウント2。熊嵐がバックフリップでやり返す。

 芦野が串刺しエルボースマッシュから走り込んで低空エルボースマッシュもカウント2。稲葉がフライング・フォアアームでつづき、芦野がフロント・スープレックスもカウント2。

 エルボースマッシュを入れ、担ぎ上げて落ちてきたところにエルボースマッシュ。稲葉が卍固めを狙うと、芦野が切り返す。ここから切り返し合うと芦野がアンクルロック。稲葉がフィッシャーマンでやり返す。芦野がエルボースマッシュ。稲葉が追いかけ式で攻撃し、芦野もやり返す。

 稲葉は担ぎ上げると背中から叩きつけ、ブレーンバスターを狙うも、着地した芦野がジャーマン。児玉は近藤をかわして控えるアンディにエルボー。熊嵐が串刺し攻撃も、ヘッドロックで捕らえた近藤がフェイスバスター。さらに同時に走り込んできた児玉をラリアットで倒す。近藤が児玉にランサルセもカウント2。

 15分経過。近藤が串刺し攻撃も、かわした児玉がエプロンからジャンピングハイを入れてからミサイルキック。これをかわした近藤が走るも、割って入った熊嵐がラリアットで倒す。児玉がフライング・フォアアームもカウント2。

 熊嵐が近藤を踏みつけ、芦野が熊嵐を持ち上げてセントーンで投下。児玉がマッドスプラッシュでつづくも、稲葉がカット。コーナーの児玉をアンディが雪崩式フランケン、稲葉がファルコンアロー、近藤がラリアットと連続攻撃。ここは芦野と熊嵐がカット。

 ふたりを排除した稲葉とアンディが同時プランチャ。近藤がロープに走るも、児玉がカウンターのドロップキック。近藤はカウンターのラリアットでやり返すと、最後はキングコング・ラリアットで児玉から3カウントを奪った。

5・3後楽園大会のWRESTLE-1チャンピオンシップ に向け意気込みを述べる近藤

 近藤「アンディの、ことだから、クルーザーのベルト、取り返して、おめでとう。5月3日、後楽園ホール、俺もベルトに挑戦する。T-Hawk! 俺は必ず勝つぞ。レスラー人生のすべてを懸けて、あいつを、必ず、倒す!」

 近藤が退場しようとすると、稲葉がマイクを持って「ちょっと待ってください。5月3日、タイトルマッチはもちろん。でも、セミのオレ、芦野&熊嵐、そして土肥孝司(復帰戦)。この4人でタイトルマッチに負けない熱い試合、WRESTLE-1の未来が、明るい未来が見える試合、やります。僕らを、僕たちを信じてください。僕も自分自身を信じてるし。みなさんも、これからのWRESTLE-1を信じて、僕たちについてきてください。これからもWRESTLE-1、よろしくお願いします。どうもありがとうございました!」と締めた。

◆バックステージ
 アンディ「児玉裕輔、俺の持ち味はやられてもやられても立ち上がるとこや。きょうもそうや。オマエらが攻めてるようで実は俺が攻めとんのや。児玉裕輔、いつでもかかってこい」 

 稲葉「5月3日、もちろんタイトルマッチもあるけど、俺のなかではタイトルマッチ以上にセミでやる4人の試合が今後のW-1の未来にとってとても大事な試合になると思う。ここで来たお客さん、そして全国、全世界のW-1ファンへ、W-1はまだまだ熱いって、上のステージにいけることを証明したいと思います」

近藤「もうタイトルマッチ前だから、なんやかんや言ってもしょうがないんだろう。T-Hawk、オマエの負けず嫌いはよくわかったよ。CIMAは師匠か? 師匠に似てんじゃねえか。だったらCIMAごと、オマエを潰すだけだ。(試合後、稲葉のマイクの後に握手を求めたが、頼もしいという気持ち?)もちろん頼もしい気持ちだよ。それを待ってたんだよ。何年待ってんだよ、俺は。それなんだよ。自分の口から言ってもらう、言ったものについては責任がついてくるから。言えばいいんだよ、どんどん。責任だって自分に降りかかってくる。それをどうするかじゃない。それがレスラーの成長だからさ。でかいこと言えばいいんだ。俺も言ってるぞ、いくつになっても」

 芦野「きょう取られちゃいましたけど、裕輔32歳の誕生日だったんですけど、きょう。しょうがない。こういうのもプロレスなんで。仕方ないです。これから個人的に祝ってやるか。試合に関しては稲葉、やっぱりだんだんと前とは変わってきてるというか、気持ちだって表情がかなり変わってきてるので、この調子で5月3日、このままいってほしいなと。引っ張るのは俺たちだから。俺と羆嵐、あと対戦相手の稲葉、土肥。その4人で本当にW-1を引っ張っていく。この団体を強くするためにね。頑張ろう」

今大会の詳細は 5月 1日(水)発売の「週刊プロレス 5月15日号(No.2010)」に掲載予定。

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