毎週水曜発売(一部地域はことなります)の週刊プロレスの内容、見どころを発売一日前の火曜に紹介します。
今週号の表紙は「平成最後の夏がゆく」のコピーで、この一週間のプロレス界の注目大会4つをまとめました。全日本の流山ビッグマッチでは三冠王者・ゼウスが石川修司相手に30分超の熱戦の末、見事V1。マスターズ後楽園大会では超党派ユニット・BATTが復活。長期欠場中の武藤敬司もセコンドにつくだけでなく、終盤にはシャイニング・ウィザードを決める大活躍。DDT後楽園ではトーナメントを“カリスマ”佐々木大輔が制して、10月の両国国技館での無差別級王座挑戦権を手にしました。アイスリボン横浜文体ビッグマッチは10周年の藤本つかさがメインを締めてハッピーエンド。豊田真奈美のスーパーバイザー就任も発表されました。
中カラーはデビュー20周年記念として丸藤正道アルバムを24ページで大特集。本人インタビューはもちろん、歴史振り返り、縁の深い選手たちの証言など多角的に“方舟の象徴”の魅力を掘り下げます。
新日本関連ではIWGPヘビー級王者のケニー・オメガにインタビュー。G1を振り返るだけでなく、次期挑戦者に決まった石井智宏について、そしてファイトスタイルを批判されたG1覇者・棚橋弘至への返答で痛烈発言連発。エースを否定しているので必読です。
そのほかW-1の横浜展望企画、NOAH前橋、ドラゲー奈良、大日本・上野、東京女子・後楽園など注目大会リポート。水曜日発売(一部地域は発売日は異なります)。
7・29大阪でゼウスは悲願の三冠ヘビー初戴冠を果たしたが、客席の後方にはリング上の闘いを微動だにせず見つめる大きな背中があった。石川修司だ。戦前から勝者に挑戦すると表明していて、団体もすでに8・26流山での三冠戦開催を発表していた。
ゼウスの勝利を見届けるとすぐ控室に消えたが、横顔が険しく見えたのは、ベルト奪取のスイッチが入ったからだ。新チャンピオンが喜びを噛みしめる一方で、石川の気持ちは8・26に向かっていたのだ。
誰もが認めるほどの強さを誇る大巨人であっても、三冠挑戦のチャンスはなかなかめぐってはこない。保持していた三冠王座を宮原健斗に奪われたのが去年の8月27日だから、1年もそのときを待っていた。(宮尾)
詳細は8月29日(水)発売の週プロ誌面にて。週プロmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています
詳しくは以下のサイトを参照してください。
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