
カナダのプロフットボールCFL(カナディアンフットボールリーグ)は、3月24日、アメリカ以外の各国から選手を招いて行うグローバルコンバインの本選を、リスケジュールの上実施すると発表した。4月16日に予定されていたグローバルドラフトを、ナショナルドラフトの後、5月のキャンプイン前に延期し、コンバインとドラフトを連続で実施する。
グローバルドラフトには、日本からはRB李卓(オービックシーガルズ)、OL町野友哉(京都大学OB)、WR近江克仁(IBMビッグブルー)、DL高谷亮太、LB山岸明生(いずれも富士通フロンティアーズ)、K山崎丈路(エレコム神戸ファイニーズ)の6選手が参加予定で、当初は今月26~28日にトロントで開催される予定だったが、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大で、中止となっていた。
CFLの公式サイトによると、グローバルコンバインは参加選手を各国から招いて行われ、翌日にグローバルドラフトが行われるという。CFLのランディ・アンブロージーコミッショナーは、発表の中で「コンバインの中止を余儀なくされた後、各チームの会長やゼネラルマネージャー(GM)との協議の中で、グローバルプレーヤー(招待された各国選手)に、直接会ってスカウトできないことに懸念を持っていることが分かった」とコメントしている。
当初、CFLは、日本や欧州各国で行われた国別グローバルコンバインの映像や計測データで、選手の評価ができるとしたが、CFL9チームのGMやコーチ、スタッフが、自分たちの目で直接確認したいということになったものと考えられる。
新たなグローバルコンバインはキャンプインの前に設定されるが、2020年シーズンのCFLのキャンプは5月中旬開始の予定で、新人選手向けのルーキーキャンプはさらにその3日前から始まる。間に合わせるためには、グローバルコンバインとドラフトは遅くとも5月第2週までには開催されることになる。日時や開催場所は、CFLから改めて発表がある。
2020年のCFLは、当初日程通りなら、5月25日にプレシーズンマッチの初戦が行われ、各チーム2試合を戦ったのちに、6月12日エドモントン・エスキモーズ対BCライオンズの開幕戦でレギュラーシーズンがスタートする。新型コロナウィルス感染症の収束が見通せない状況の中だが、CFLはシーズンのスケジュールの変更については言及していない。【小座野容斉】

CFLに挑戦するRB李卓=撮影:小座野容斉

CFLに挑戦するWR近江克仁=撮影:小座野容斉

ランディー・アンブロージーCFLコミッショナー=撮影:小座野容斉
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