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2018-02-25

【試合結果】ROH&新日本合同興行2・23&2・24後楽園大会 ケニー・オメガ&飯伏幸太の ゴールデン☆ラヴァーズ復活

ROH&新日本プロレス合同興行「HONOR RISING:JAPAN 2018」
★2月23日(金)&24日(土)東京・後楽園ホール(観衆/初日1700人=満員、2日目1714人=超満員札止め)

 アメリカのプロレス団体・ROHと新日本プロレスとの合同興行が、2夜に渡り後楽園ホールにておこなわれた。日本での開催は2016年2月、17年2月に続いて3度目となる今シリーズの目玉は、ケニー・オメガと飯伏幸太による“ゴールデン☆ラヴァーズ”の再結成だった。

 カナダ出身のケニーは2008年8月に“北米の路上王”のふれこみでDDTに初来日。翌年1月には当時、DDT所属だった飯伏と初タッグを組みKO-Dタッグ王者になり、驚愕の合体空中殺法を武器に2010年には新日本に参戦しIWGPジュニアタッグ王座も獲得するなど、一時代を築いた。

 その後、たもとを分かった両者だったが、今年の新日本1・28札幌大会でジェイ・ホワイトに敗れIWGP USヘビー級王座から陥落したケニーが、同じバレットクラブのCodyから裏切りの襲撃を受けた際に、飯伏が救出。約3年4カ月ぶりとなるコンビ再結成へと物語は急展開した。

 復活の舞台となったROH&新日本合同興行の初日は6人タッグ戦。試合には敗れたが、さっそくキレのある連係を披露した両者は、2日目のメインでおこなわれたタッグマッチではケニーのVトリガーと飯伏のカミゴェという互いの必殺技を融合した新合体技「ゴールデン☆トリガー」をさく裂させて勝利。

 試合後、ケニーは「世界一のタッグチーム」を宣言。3年4カ月の空白を埋める再スタートとなった。

23日の試合結果

①20分1本勝負
○バッドラック・ファレ&高橋裕二郎(7分20秒、片エビ固め)トーア・ヘナーレ&北村克哉●
※グラネード

②20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー&○デリリアス&チーズバーガー(7分8秒、回転エビ固め)タマ・トンガ&タンガ・ロア&ヒクレオ●

③20分1本勝負
○マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン(12分59秒、片エビ固め)ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー●
※インディーテイカー

初来日ゴードンがスーパージュニア参戦表明
④スペシャル3WAYマッチ(20分1本勝負)
○フリップ・ゴードン(12分48秒、片エビ固め)高橋ヒロム●
※450°スプラッシュ。もう1人はKUSHIDA

IWGP US王者・ホワイトが飯伏に照準
⑤スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)
○ジェイ・ホワイト&バレッタ&チャッキーT(10分10秒、片エビ固め)ダルトン・キャッスル&ジェイ・リーサル&田口隆祐●
※ブレードランナー

後藤「今日も新しい世界を見させてもらいました」
⑥NEVER無差別級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○後藤洋央紀(13分38秒、片エビ固め)ビアシティ・ブルーザー●<挑戦者>
※GTR。第17代王者が2度目の防衛に成功

復活ゴールデン☆ラヴァーズにCodyが「飯伏はケニーのネズミ」
⑦スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)
Cody&○ハングマン・ペイジ&マーティー・スカル(20分30秒、片エビ固め)ケニー・オメガ&飯伏幸太&チェーズ・オーエンズ●
※ライト・オブ・パッセージ

コーナーから攻撃を狙ったペイジを同時にドロップキックで撃墜するなど、息の合った連係を見せたゴールデン☆ラヴァーズ

24日の試合結果

①20分1本勝負
○ビアシティ・ブルーザー(4分25秒、片エビ固め)トーア・ヘナーレ●
※ミルウォーキー・ベスト・スプラッシュ

②20分1本勝負
○ジェイ・リーサル&ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー(6分35秒、片エビ固め)高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ&ヒクレオ●
※ヘイル・トゥ・ザ・キング

③20分1本勝負
○高橋ヒロム&BUSHI(10分17秒、片エビ固め)フリップ・ゴードン●&田口隆祐
※合体MX

体重38キロの小兵チーズバーガー奮闘及ばず…
④NEVER無差別級6人タッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>バッドラック・ファレ&○タマ・トンガ&タンガ・ロア(9分16秒、体固め)獣神サンダー・ライガー&デリリアス&チーズバーガー●<挑戦者組>
※ゲリラ・ウォーフェア。第16代王者組が2度目の防衛に成功

ペイジがホワイトをKO、あらためてUSヘビー挑戦表明
⑤スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)
○ハングマン・ペイジ&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン(12分35秒、体固め)ジェイ・ホワイト●&YOSHI-HASHI&チャッキーT
※ライト・オブ・パッセージ

巨漢ブルーザー乱入で急きょ3WAYマッチに
⑥ROH世界選手権試合3WAYマッチ(60分1本勝負)
<王者>○ダルトン・キャッスル(16分0秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)ビアシティ・ブルーザー●<挑戦者>
※第28代王者が3度目の防衛に成功。もう1人の挑戦者はバレッタ

試合後にヤングバックス登場
⑦スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
ケニー・オメガ&○飯伏幸太(20分15秒、片エビ固め)Cody&マーティー・スカル●
※ゴールデン☆トリガー

新合体技のゴールデン☆トリガー

両大会の試合詳細、バックステージコメントは2月28日(水)発売の「週刊プロレス3月14日号(No.1946)」および週刊プロレスmobile(月額324円)参照。

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