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2025-01-04

【アメフト】ライスボウル、パナソニックが9年ぶり5回目の日本一 富士通を破る

第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】 パナソニックが富士通を34-27で下し9年ぶり5回目の王者となった=撮影:佐藤誠

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アメリカンフットボールの日本選手権、第78回ライスボウルが1月3日、東京ドームで行われ、パナソニック インパルスを富士通フロンティアーズを34-27で破って9年ぶり5回目の日本一に輝いた。富士通は、2度目の4連覇を目指したが、ならなかった。ライスボウルMVPには、ランとパスでオフェンスを牽引しパナソニックのQB荒木優也が選ばれた。

日本選手権・第78回ライスボウル by GA technologies
パナソニック インパルス○34-27●富士通フロンティアーズ
(2025年1月3日 東京ドーム)

 パナソニックが点の取り合いを制した。先制は富士通。第1Q(クオーター)にQB高木翼のキープで4ヤードを走りTD(タッチダウン)を奪った。
 パナソニックは2QにFG(フィールドゴール)トライを失敗するが富士通がオフサイドの反則で、ファーストダウンを更新、直後のプレーでRB立川玄明15ヤードを走ってTD、同点とした。 パナソニックは、この後、コンスタントにオフェンスが進み、前半にFGを2本決めた。富士通もFG1本を決め、パナソニックが13-10と3点をリードして後半へ折り返した。
 第3Q、富士通は2度に渡ってレッドゾーンに攻め込むがパナソニックディフェンスの粘りに会い、FG1本にとどまった。
 しかし第3Q12分に、富士通LB山岸明生が、パナソニックQB荒木雄也をサック、ファンブルさせる。このボールを確保して攻撃権を奪った富士通が、RBトラショーン・ニクソンの21ヤードランTDで20-13と逆転する。
 パナソニックは直後のドライブでRB立川が52ヤードのビッグゲイン。レッドゾーンまで攻め込むと、荒木がQBキープでエンドゾーン右に飛び込んで同点とした。
 パナソニックは、次のオフェンスでは凝ったプレーを繰り出した。RB立川がQBの位置に入ってスナップを受けた後、QB荒木にピッチ、荒木がRB藤本拓弥に投げたパスが、スクリーンになり、藤本はゴール前2ヤードまでゲインする。このチャンスに、ミッチェル・ビクタージャモーがエンドゾーンに飛び込んでパナソニックが再び逆転、27-20とした。
第4Q11分には、富士通はQB高木が投げたパスをOLBジャモリー・ウィリアムスがインターセプト。そのままリターンしてTDとして、34-20とした。
富士通は第4Qの残り1分余りでQB高木がWRサマジー・グラントにTDパスを決めて、オンサイドキックに望みを託すが、パナソニックに抑えられて、万事休した。
第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠

第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠

第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠

第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠


第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠

第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠第78回ライスボウル【パナソニック vs 富士通】=撮影:佐藤誠

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