毎週水曜発売(一部地域はことなります)の週刊プロレスの内容、見どころを発売一日前の火曜に紹介します。
今週号の表紙はマスターズ7・26後楽園大会で11年ぶりにリング復帰した馳浩となりました。プロレス界のレジェンドが集結するマスターズの中でも馳の注目度は抜群。現役時代と変わらぬ技、バフォーマンスに札止め聖地は大熱狂。久々のグレート・ムタとの対戦、長州力&藤波辰爾とのトリオ結成でファンが期待するあのころの姿そのままを披露したのはさすが。巻頭言ではマスターズプロデューサーである武藤敬司に大会の定義とこれからについて聞いています。
巻頭カラーではNOAH7・27後楽園でおこなわれたGHCヘビー・中嶋勝彦vsブライアン・ケイジの大熱戦を6ページで詳報。方舟を襲った新外国人“超合筋”ブライアン・ケイジのパワーとテクニックは初参戦時からインパクト大でしたが、初のGHC戦でそのポテンシャルが大爆発。パワフルな攻めで王者を圧倒しましたが、それをしのぎV7に成功した中嶋もまたさすがでした。
新日本の「G1 CLIMAX 27」はリーグ戦中盤を全戦追跡。7・25郡山~30岐阜の5大会の注目リーグ戦を中心にリポート。全勝でリーグ戦を折り返したIWGP王者のオカダ・カズチカが楽しそうにリーグ戦を闘う秘密に迫ります。
そのほか全日本・大阪、DDT新宿、大日本・名古屋、ZERO1後楽園(火祭り決勝)、WAVE大田区展望特集など注目大会詳報。水曜日発売(一部地域では発売日は異なります)。
ブライアン・ケイジが自身の持てるポテンシャルを最大限まで発揮できたのは、ひとえに新体制となったNOAHだったからと言っていい。方舟は昨年12月まで約2年間続いた鈴木軍との闘いに終止符を打った後から、団体の創始者・三沢光晴さんが標ぼうした「自由と信念」へ回帰する「NOAH the REBORN」の名のもとに進化を模索。その先頭に立ってきたのがGHCヘビー級王者の中嶋勝彦だ。
タッグやジュニア戦線が激しく移り変わる中で、中嶋はマサ北宮、杉浦貴、潮﨑豪、モハメドヨネ、小峠篤司を挑戦者に迎えて防衛戦をおこなった。試合はどれも掛け値なしの真っ向勝負。NOAH内での個人闘争は、団体の色を確立、もしくは提示するために非常に意味深かった。
昨年まで繰り広げてきた対外敵は相手をどうにかして倒すための闘いである。特に鈴木軍は手段を選ばない極悪集団。NOAH勢はすべてを受け止める団体のスタイルをかなぐり捨てた。その結果として試合は自然と緊張感のある〝一撃必殺〟が中心となっていったのは必然的。また、それは現在のプロレス界で主流…もはやスタンダードとなりつつある。(井上)
詳細は8月2日(水)発売の週プロ誌面にて。週プロmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています
詳しくは以下のサイトを参照してください。
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