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2017-07-27

【試合結果】 マスターズ7・26後楽園大会 馳浩11年ぶりリングで勝利

プロレスリング・マスターズ「PRO-WRESTLING MASTERS」
★7月26日(水)東京・後楽園ホール(観衆1626人=超満員札止め)

 2・8後楽園の旗揚げ戦に続き、武藤敬司プロデュースによるプロレスリング・マスターズが第2回興行。前回は新日本系のレジェンドのほかWRESTLE‐1勢が多く参戦したが、今回はW‐1勢の参戦はなくレジェンドが大半を占めるラインアップとなった。

 第1試合はリッキー・フジと大矢剛功のシングルマッチ。リッキーは武藤にとって自身が新日本に入門した直後に入ってきた最も近い後輩。そしてその次に近い後輩が大矢。武藤は戦前「オレとリッキー・フジ、大矢の三人が同じ空間にいるって30年以上ぶりじゃねぇかな?」とコメント。

 第2試合では前回に続いて“ルチャマスター”の競演。ディック東郷が90年代にみちのくプロレスに参戦していたキャラクターである覆面レスラー・SATOとして約8年ぶりの登場で、サスケ&獅龍とトリオを結成し東京愚連隊と対戦。

 第3試合では80年代の新日本ジュニアでライバルとしてしのぎを削った獣神サンダー・ライガーと佐野巧真がタッグを組み、藤原喜明&冨宅飛駈の藤原組時代の師弟コンビと対戦。

 セミファイナルは平成維震軍とグレート小鹿率いる大日本軍による対戦。旗揚げ戦にも出場した小鹿は「周りを見れば新日本プロレスのレジェンド。武藤は何を考えてるかわからん!」と全日本系のレジェンドが少なかったことに対してわざわざ会見を開いて苦言。これに武藤が「小鹿さんが燃えるシュチュエーションを用意させていただきますよ。その代わり、負けたら小鹿さんが連れてくるパートナーはノーギャラだからね」と返答し、今回の対戦カードが決まった。

 そしてメインイベントでは馳浩が2006年8月27日の全日本両国大会での引退試合以来、約11年ぶりのリング。2015年~16年に文部科学大臣に就くなど政界での活躍を引っ提げての復活で、かつて激闘を繰り広げたグレート・ムタと6人タッグマッチで対峙した。

11年ぶりのリングに登場した馳浩

試合結果

①FIRST MASTERSスペシャルシングルマッチ(15分1本勝負)
○大矢剛功(8分30秒、片エビ固め)リッキー・フジ●
※バックドロップ

②ルチャマスター・ザ・ベストスペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)
ザ・グレート・サスケ&獅龍&○SATO(17分14秒、片エビ固め)NOSAWA論外&MAZADA&FUJITA●
※ダイビング・セントーン

③WONDERFUL MASTERS WORLDスペシャルタッグマッチ(45分1本勝負)
獣神サンダー・ライガー&○佐野巧真(12分3秒、体固め)藤原喜明&冨宅飛駈●
※ダイビング・フットスタンプ

敗れた小鹿が平成維震軍に抗争継続を要求
④MASTERS BATTLE!平成維震軍VS大日本スペシャル6人タッグマッチ(60分1本勝負)
○越中詩郎&AKIRA&齋藤彰俊with青柳政司(15分35秒、片エビ固め)グレート小鹿●&関本大介&岡林裕二
※ミサイルヒップアタック

馳は今後に含み「夏の夜の夢に終わらせないようにしたい」
⑤プロレスリング・マスターズ集結!“魔界の達人”見参!スペシャル6人タッグマッチ(時間無制限1本勝負)
藤波辰爾&長州力&○馳浩(16分41秒、ノーザンライト・スープレックス・ホールド)グレート・ムタ&ザ・グレート・カブキ&TNT●

試合後の馳。長州(左)、藤波(右)と

今大会の試合詳細、バックステージコメントは以下のサイトを参照してください。

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