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2020-05-09

鹿児島マラソン2016 西郷さんと桜島がお出迎え

マラソン大会が中止や延期になっている今、レースの雰囲気を思い出してほしい。そういう思いから、これまでランニングマガジン・クリールに掲載したレースレポートを紹介する。第7回は、2016年の鹿児島マラソン。
2016年3月6日開催

上の写真 コースからはほぼずっと桜島を眺められる。北の折り返し、姶良市内の日豊本線の跨線橋からは桜島が正面に見える

食文化の豊かさをエイドステションで実感する

 噴煙を上げる桜島を見ながら、錦江湾を巡る旅。沿道には多くの市民が繰り出して声援を送り、エイドには豊かな食文化を反映したおもてなしの品々が並ぶ。人家の少ない海岸線沿いでは、応援列車の車窓から小旗が振られる。42kmが短く感じられた大会だ。

10km手前では、西郷隆盛像の見守られながら走る。ここっから走りながら鶴丸城址なとが見られる西郷ー篤姫ゾーンが始まる

4.5km地点のエイドステーション。公式のマップには掲載がなかった黒毛和牛のステーキが振る舞われたが、気づかない人が多かったようだ

JR九州が「鹿児島マラソン応援列車ツアー」を実施。軽食付き大人2500円で、車窓から声援を遅れるとあって、定員80人はいっぱいになった

充実のエイドステーションと鉄道ファン垂涎のコースの紹介

充実のエイドステーション

黒毛和牛のステーキ、たんかん、げたんは、つけ揚げ、あご肉…。薩摩の名物が走る楽しさを助長する。

鉄道ファン垂涎のコース

鹿児島市内から姶良市へ向かう錦江湾に面した国道10号線は、JR日豊本線と平行している。12kmすぎから39km付近まで、何度も列車が近くを通り過ぎる。

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