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2019-05-28

弾丸? それともゆったり? マカオ国際マラソン 2つの楽しみ方

アメリカのマラソンでは、日付変更線を越えるので、最低でも3泊5日くらいの日程になる。ヨーロッパでも同様だ。しかし、マカオでは、ゆったり楽しみたい方はゆったりと、会社を休めない方は、1泊での参加も可能だ。そんな2つの楽しみ方を紹介しよう。
構成/編集部 協力/マカオ政府観光局、マカオ国際マラソン日本事務局

会社を休まず海外マラソン派
忙しい年末に会社を休めない方

 1泊で海外マラソン? そう驚く人もいることだろうが、昨年、モデルプランとほぼ同じ1泊でマカオマラソンに参加した人は、「案外、ゆっくりする時間もあって、十分楽しめました」と言う。

 モデルプランは、1泊4日のパターンを紹介しているが、土曜日の朝に羽田空港を飛び立っても、マラソンに参加することは可能だ。ナンバービブ(ゼッケン)のピックアップは、土曜日の22時まで行っているので、土曜日の午前中に日本を飛び立つ飛行機であれば、十分に間に合う。

 観光を楽しみたいと言うことなら、金曜日の深夜便にしたい。土曜日の早朝に香港国際空港に到着する。港珠澳大橋ができたので、香港国際空港からマカオまでバスで40分ほど。土曜日にやらなければいけないのは、ナンバービブのピックアップだけなので、1日ゆっくり世界遺産の街を観光できる。

 帰りは日曜日の夜便。12時のホテルのチェックアウトまでにシャワーを浴びて、日本事務局主催のパーティーに参加した後、バスで香港国際空港に向かう。羽田空港には早朝に着くので、9時の出社には十分に間に合う。

 年末には休みがとれないから海外マラソンは定年になるまで無理、そう諦めていた人にも、この日程なら参加できる。

たっぷり、ゆっくり世界遺産派
せっかくの海外、休日をゆったり楽しみたい方

 いくらマカオへの旅費が安いからといっても、何回も海外に行けるわけではない。せっかくの海外で会社も休めることだし、前後2日くらいを休んで、久しぶりの海外を楽しみたいという方も少なくないはず。そんな人は、観光の時間をしっかりとれる日程にしよう。

 モデルプランは、昼便にしているが、早朝便や深夜便を使うと、もっと自由時間が増えるので、より充実した旅になる。

 コロアン地区で、エッグタルトを食べるもよし、動物園でパンダと面会するもよし、もちろん、統合型リゾート(IR)のコタイ地区で、世界クラスのエンターテインメントに浸るもよし、スパで寛ぐもよし。時間を有効に使って、マカオを楽しみ尽くそう。

 3泊4日のパターンで旅を充実させる方法は、着いた日の夜と出発する日の朝になんでもいいので、1つイベントを入れること。1日を移動だけにしない。

 着いた日の夜に、世界遺産を見に行く、コタイ地区のIRを見て回る、路地裏を散策するなど、少しでも街の雰囲気に触れておくと、翌日からの行動がしやすくなる。出発する日の朝は、ジョギングをするのでもいいし、眺望のきくレストランで朝食をとったり、街中で本場のお粥を食べたり、思い出になることを最後に1つしておくと旅が充実する。

マカオ国際マラソン2019 NEWS & TOPICS

前回は見晴らしのいいレストランでパーティーを開催。今年の会場は未定

日本事務局主催イベント
さらに充実!

 前回は、日本事務局主催で完走パーティーを開催したが、今回はパーティーに加えレース前日の夕方に体調を整えるためのコンディショニングランも予定されている。日本事務局主催のイベントは日本事務局の公式サイトやフェイスブックで紹介する。

香港国際空港から大橋を走るシャトルバスが発着する香港口岸まではB4のバスで移動。6香港ドルなので、両替しておく

港珠澳大橋は許可を得た車しか走れないので渋滞はない。マカオに着いたら、路線バスかタクシーでホテルに向かう

世界最長の橋で
アクセスが便利に

 全長55㎞の港珠澳大橋の完成により、マカオへのアクセスが便利になった。従来、香港国際空港を利用する際には、便が少ないフェリーを使わなければならなかったが、橋ができたことよってバスで40分余りとなった。

マカオ・ライト・フェスティバルは12月下旬まで行われている

マラソンの夜は光に覆われる

 例年、マカオ国際マラソンの夜からマカオ・ライト・フェスティバルが開催される。世界遺産の聖ポール天主堂跡やセナド広場が、美しく光の中に浮かび上がる。日本事務局主催の完走パーティーのあとは、クールダウンを兼ねて光に彩られた世界遺産をゆっくりと見て回ろう。

毎年、日本人の仮装ランナーが入賞している

仮装で賞品をゲットしよう!

 日本の仮装ランニングのクオリティは、世界的に非常に高い。マカオ国際マラソンでは、毎年、日本人ランナーが仮装の賞を受けるケースが多く、賞品としては高級ホテルの宿泊券やレストラン券などが贈られる。自慢の仮装で素敵な賞品を手に入れよう。

お得な第1期エントリー受付中

マカオ国際マラソン日本事務局では、現在、お得な第1次エントリーを受け付けている。フルとハーフは、9月15日までの第1期が7000円、9月16日以降の第2期は8000円、ミニマラソンは、第1期が1500円、第2期は2000円となる。

第38回マカオ・ギャラクシーエンターテインメント国際マラソン

開 催 日:2019年12月1日(日)
開 催 地:マカオ
競技種目:フルマラソン
     ハーフマラソン
     ミニマラソン(距離未定、4.2km~5.5km程度)
制限時間:フルマラソン(5時間)
     ハーフマラソン(2時間30分)
     ミニマラソン(1時間15分)
スタート:フルマラソン(6時)
     ハーフマラソン(6時)
     ミニマラソン(6時15分)
参 加 者:フルマラソン(1,400人)
     ハーフマラソン(3,600人)
     ミニマラソン(5,000人)
前回の気温 平均気温:16.5°C
平均風速:偏り北風 時速13.2km
平均湿度:69%
優勝賞金:フル男女とも40,000USドル(約440万円)
     10位までに賞金
     ハーフ男女とも3,500USドル(約38.5万円)
     5位までに賞金
前回優勝タイム:フル男子 2時間15分18秒
        フル女子 2時間35分16秒
給水:最初の5㎞地点、以降2.5㎞ごとに水やスポーツドリンク

【エントリー費】

第1期 2019年5月15日~9月15日
フルマラソン  7000円
ハーフマラソン 7000円
ミニマラソン  1500円

第2期 2019年9月16日~10月15日
フルマラソン  8000円
ハーフマラソン 8000円
ミニマラソン  2000円

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