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2017-05-23

パールボウル4強決まる ノジマ相模原が王者・富士通に快勝、IBM、LIXIL、オービックも

Xリーグの春季東日本社会人選手権「パールボウルトーナメント」は、5月20、21日の両日に1次リーグ戦の残り4試合が富士通スタジアム川崎で行われ、IBM、LIXIL、オービック、ノジマ相模原の4チームが準決勝に進出した。

20日は、IBMが東京ガス相手に主導権を握り続け快勝。LIXILはオール三菱にファーストダウンの更新数で上回られたが、要所を締めるフットボールでタッチダウン(TD)を許さなかった。21日は、オービックがアサヒビールを序盤から攻守にわたって圧倒し、大量50点を奪って大勝。ノジマ相模原は、QBデビン・ガードナーがランとパス5TDを上げる活躍で、昨季のライスボウル王者・富士通に快勝した。

パールボウル準決勝は、6月4日に富士通スタジアム川崎でノジマ相模原 対 IBM(11時開始)、LIXIL 対 オービック(14時開始予定)の2試合が行われる。対戦カードは昨年と同じで、勝者が6月19日に東京ドームで開催される「パールボウル」に進出する。

〇IBM BigBlue(52-3)東京ガスクリエイターズ●(5月20日)
〇LIXIL DEERS(20-6)オール三菱ライオンズ●(5月20日)
〇オービックシーガルズ(50-7)アサヒビールシルバースター●(5月21日)
〇ノジマ相模原ライズ(38-20)富士通フロンティアーズ●(5月21日)
(取材・撮影:小座野容斉)

【IBM-東京ガス】RBとして起用され力強い走りを見せるIBMのWR梶川。今春は末吉が休んでいることもあり、手薄なRB陣を助ける働きを見せた=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【IBM-東京ガス】左にロールしながら、走路を探すIBMのQB政本。Xリーグを代表する若手QBに成長した=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【IBM-東京ガス】新戦力のLB坂口が低く速いタックルでロスを奪う.坂口は立教大で副将を務め、Xリーグでは富士通に所属。今季IBMに移籍してきた=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【IBM-東京ガス】IBMに今季からアシスタントヘッドコーチ格で加わった、カート・ローズ(中央)。富士通、慶応大、東京ガスで計20年のコーチキャリアを持つ智将の存在は大きい=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【IBM-東京ガス】IBMのWR伊藤がマンカバーの東京ガスDBをかわして33ヤードのパスレシーブ。IBMでこの日パスを受けた選手は11人と、レシーバー陣の競争は熾烈だ=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【LIXIL-オール三菱】アサヒ飲料から移籍のRB白神は8キャリー58ヤードで、RB陣を牽引した=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【LIXIL-オール三菱】オール三菱QB斉藤にプレッシャーをかけるLIXILの新戦力DL甲斐(85)と朝倉(15)。甲斐は中央大の主将として、朝倉は関学大のスターターとして活躍した=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【LIXIL-オール三菱】タックルされながら前進するWR石毛。2年目の今季は更なる飛躍を遂げたい=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【LIXIL-オール三菱】前半残り1分余りで、LIXILのWR前田がQB加藤からロングパスをキャッチして65ヤードをゲイン、その後のTDに結びつけ、試合の流れを変えた=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【LIXIL-オール三菱】平均185センチ、124キロというディアーズ伝統の大型ラインは健在、荒井が負傷から復帰してCに入れば、ユニットはさらに強力になる=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【LIXIL-オール三菱】平均185センチ、124キロというディアーズ伝統の大型ラインは健在、荒井が負傷から復帰してCに入れば、ユニットはさらに強力になる=2017年5月20日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【オービック-アサヒビール】オービックDLバイロン・ビーティー・ジュニアが、OLをなぎ倒して、アサヒビールQB安藤に襲い掛かる=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【オービック-アサヒビール】オービックDL清家が、135キロの巨体とは思えないスピードで割って入り、アサヒビールRB山脇をロスタックル。オービックディフェンスはアサヒビールのオフェンスを、前半ファーストダウンわずか1回に抑える強さを見せた=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【オービック-アサヒビール】オービックのルーキーRB地村がファーストダウンを奪う。地村は昨シーズン関大で主将を務めた実力派。RB陣の競争は一層激しくなってきた=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【オービック-アサヒビール】タテへの力強い走りでRB陣の中で存在感をアピールする名古屋大出身のルーキー成瀬=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【オービック-アサヒビール】第1クオーター、オービックLB澤田が、ランプレーのアサヒビールQB安藤からボールをかき出しファンブルさせる。試合の流れを一気に引き寄せる重要なプレーとなった=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【オービック-アサヒビール】第2クオーター9分、オービックWR前田がパスを受けて走り63ヤードのTD。この日2TDの前田、脚力自慢が揃うオービックレシーバー陣の中でもその快足は要注目だ=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【ノジマ相模原-富士通】ノジマ相模原期待のルーキーK/P、市森。全国高校サッカー本大会で2ゴールを挙げたストライカーで、大学からアメフットへ。中央大ラクーンズでも長距離キッカーとして活躍してきた=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【ノジマ相模原-富士通】パス5レシーブ、70ヤードと活躍したノジマ相模原のWR八木。2年目の今季、WR鈴木(81)と共にQBガードナーのメーンターゲットとして期待がかかる=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【ノジマ相模原-富士通】ラン21回114ヤードと、久しぶりの100ヤード超えとなったノジマ相模原RB宮幸。RB陣のリーダーとしてチームの浮沈を背負う=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【ノジマ相模原-富士通】後半開始早々、富士通のLB2人のタックルをかわし、60ヤードの独走TDを決めたノジマ相模原のQBガードナー=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【ノジマ相模原-富士通】第4クオーター、ノジマ相模原のWR鈴木がマンカバーの富士通DB石井を振り切って、QBガードナーからのロングパスをキャッチしTD。今春LIXILから移籍の鈴木は、190センチの長身で40ヤードを4秒台半ばで走る才能を開花できるか=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

【ノジマ相模原-富士通】第4クオーター、富士通がエクスチェンジミスでファンブルしたボールを、ノジマ相模原DL番矢がリカバーし、攻撃権を奪う=2017年5月21日、撮影:小座野 容斉 (Yosei Kozano)

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