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2025-03-18

TAKAみちのくとカズ・ハヤシのライバルストーリーにあった感動【週刊プロレス昔話】

嬉し涙を流したTAKA

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2005年1月10日、KAIENTAI-DOJO後楽園大会でSTRONGEST-Kのベルトを懸けて激突したカズ・ハヤシとTAKAみちのく。当時世界ジュニア王者でもあったカズに団体の至宝が流出している状態であり、奪取に向けてファン一同もみなTAKAに大きな声援を送っていた。試合後、カズが「TAKAに負けたんじゃない。アイツを応援する、K-DOJOを応援するファンに負けたんだ」と言うほどの熱狂具合だった。

一進一退の末、最後はみちのくドライバーⅡで試合を決めたTAKA。ベルトを受け取ると、嬉し涙がこみあげてきた。そして「まずはカズ・ハヤシ、ありがとう」と感謝を伝える。さらに「これが感動かな。負けて何度も泣いたけど、勝って涙を流したのはいつ以来だろう」と続ける。色々なリングで対峙するライバル…いわく「アイツとは同じ道を歩いてきて、見えねえ黒い糸…ゴムかもしれねえけど、切っても切れないものがあるから」。そんな物語に今宵感動が加わったことで、より2人の物語に深みが増したのだった。

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