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2025-03-26

阪神タイガース名誉応援団長の空牙が“飛び石アレンパ”を祈願、バージョンアップしての「マジック143」を点灯…日本一早いマジック点灯式【週刊プロレス】

尼崎中央三番街商店街で今年も恒例の“日本一早いマジック点灯式”が開催された。名誉応援団長を務める空牙の合図で、今春から電光式にリニューアルされたマジックボードに「143」の数字が文字通り“点灯”した

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今やすっかり季節の風物詩となった“日本一早いマジック点灯式”が今年も、プロ野球開幕を2日後に控えた3月27日、兵庫県・尼崎中央三番街商店街で開催された。

今春、阪神タイガース2軍の本拠地兼練習施設で“ゼロカーボンべースボールパーク”をうたう「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」が、同商店街最寄りの阪神尼崎から1駅大阪寄りの大物駅前にオープン。2軍が尼崎市に戻ってきたのは、国道2号線沿いの阪神浜田球場から鳴尾浜球場に移転した1995年以来39年ぶりとあって、一足早い盛り上がりを見せている。

それに伴い、同商店街でも阪神甲子園球場に遅れること41年、昨年までマグネット式だったマジックボードを電光式にリニューアル。さらに商店街のマスコットである「めでタイガーマスク」の顔出しパネルも新製して阪神タイガースと歩調を合わせ盛り上がりに一役買っている。

早くから報道陣が集まってきたためリハーサルの時間がさけず、点灯の瞬間はぶっつけ本番。進行役を務めたタージンが「点灯です」と叫んだものの、担当者が買い物客の応対をしていたため点灯まで間が開いてしまうといったハプニングもあったが、そこは“吉本文化圏”のど真ん中でもある尼崎市民。失敗も笑いに変えてしまうだけの心の広さを持ちあわせている。あらためてマジック「143」が点灯すると大きな拍手に包まれた。

昨シーズンは球団史上初の連覇を逃した阪神タイガースだが、1962年と1964年、2003年と2005年と過去2度、“飛び石アレンパ”を実らせている。

また創立90周年を迎えてシーズンに突入するが、2リーグ分裂後、50周年(1985年)、70周年(2005年)と奇数の区切りイヤーでリーグ優勝を果たしていることもあって地元の期待感は高まっている。ただ一方で、「日本一の2年後は最下位」とのジンクスは未だ破られていないだけに不安も残るが……。

最後は、書道家でもある荒川ユミさんがしたためた書「いま再び日本一」の実現への期待を込めて、商店街に応援歌「六甲おろし」がこだました。

一昨年の優勝シーズンでは脊髄損傷による長期欠場中だった空牙名誉応援団長も、昨年暮れにエキシビションながらリング復帰を果たした。自身も本格復帰に向けてトレーニングも熱を帯びており、「シーズン前にタイガースもカブス、ドジャースに勝利して“世界一”になりましたし、すべてにおいて上向き。昨シーズンは巨人が90周年で優勝しましたから、今年はタイガースが90周年で優勝といきましょう!」と気勢を上げた。

橋爪哲也

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週刊プロレスNo.2348 (2025年4月9日号/3月26日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

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