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2019-02-26

東京マラソンカウントダウン企画 Vol.2 For「沿道で応援する人」

ビギナーもたくさん参加する東京マラソン。沿道の応援はランナーにとって大きなサポートになる

世界6大メジャーマラソンの一つであり、アジア最大級の市民マラソンである「東京マラソン」(3月3日開催)のカウントダウン企画第2弾。前回は「申し込んだけど外れちゃった人」向けにバーチャルマラソンを紹介しましたが、今回は「東京マラソン当日、沿道で応援する人」向けに、クリール編集部おススメの応援スポットを紹介します。

東京の中心を走るコースは、参加ランナーはもちろん、応援する人にも楽しいスポットが目白押し。あなたの応援方法は、1カ所集中型? それとも数カ所を巡るタイプ? これから紹介するスポットを参考に、ぜひ応援計画を立ててみましょう!

おススメ応援スポット1
約2キロ地点 「新宿」

※最寄り駅 新宿三丁目駅(都営新宿線、東京メトロ丸の内線・副都心線)

スタート直後の新宿の様子。これだけのランナーがまとまって走る光景は圧巻だ

3万8000人の勢いを
体感するには最適!

国内最大のマラソン大会の迫力を感じたいのならば、新宿へ。おすすめは、靖国通りの歌舞伎町から曙橋駅までの間です。8車線を3万8000人が走ってくる光景は壮観! 一見の価値ありです。その代わりお目当てのランナーを見つけるのは難しいので、参加者全員を応援する気持ちで沿道に立ちましょう。次のスポットへの移動は、曙橋駅が便利。応援しながらランナーの進行方向に歩いていけば、駅に着きます。

6キロ手前の飯田橋あたりまでくればランナーはばらける。目当てのランナーは見つけやすくなる

レース序盤で特定のランナーを応援したいのならば、6キロ手前の飯田橋がおすすめ。道幅が少し狭くなり、ペースが落ち着く頃なので、見つけられる可能性が高くなります。沿道の左右どちらを走るかを事前に決めておくと、見つけやすくなります。

おススメ応援スポット2
15キロ地点 「浅草」

最寄り駅 浅草駅(東京メトロ銀座線、都営浅草線)

東京マラソンでも屈指の人気エリア、浅草。ランナーも応援者も雷門を見ればテンションが上がる!?

雷門に東京スカイツリー
混雑しても行きたい屈指の大人気エリア

雷門に東京スカイツリーと新旧の名所が同居する浅草は、屈指の人気エリアであると同時に最も込む場所でもあります。特に雷門前はランナーを真正面に見られる大人気スポット。おすすめは、比較的空いている折り返し後の15キロ過ぎです。移動も便利で、地下鉄で日本橋(28キロ過ぎ)や銀座(30キロ手前)に行くことができます。

昭和のレトロ感漂う清澄長屋のあたりは、沿道の応援も比較的少ない「穴場スポット」

17~19 キロ過ぎは応援が少ない穴場エリアなので、ぜひ行きたいところ。序盤からの移動なら、新宿→都営新宿線で森下駅、飯田橋→都営大江戸線で清澄白河駅がおすすめです。コース上には約250メートル続く2階建ての清澄長屋があります。

応援の合間に観光もできるのが浅草の魅力。浅草文化観光センターの無料展望テラスからは、仲見世、浅草寺、東京スカイツリーが一望できます。観光がてら仲見世を抜けてつくばエクスプレスの浅草駅まで歩き、秋葉原駅でJRに乗り換えて品川へ移動するのも手です。

おススメ応援スポット3
10キロ、28キロ過ぎ地点 「日本橋」

最寄り駅 日本橋駅(東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線)

日本橋の「日本国道路元標」。徳川幕府が定めた五街道の起点だ

長時間応援したいなら日本橋
休憩スポットも多く、便利

ランナーが2回通過するので、ここだけでも十分に観戦&応援ができるスポット。歩道が広く人気のわりにそれほど混雑していない、百貨店など休憩所が多いこともおすすめの理由です。先頭通過は9時40分頃。号砲から1時間20分が過ぎた頃、折り返したトップ選手が再来。13時30分頃までひっきりなしに人波が続きます。

日本橋は江戸時代に五街道の起点だったことから、現在も道路の起点の証しである日本国道路元標(複製)が橋のたもとにあります。本物は橋の真ん中にあるので、参加者はぜひチェックを。

おススメ応援スポット4
30キロ地点 「銀座」

銀座エリアはやっぱり人気の応援スポット。コースの横断は地下道を利用しよう

最寄り駅 銀座駅(東京メトロ日比谷線・銀座線・丸の内線)

華やかな銀座が
ランナーに染まる日を楽しむ

土日祝日は歩行者天国になるとはいえ、ランナーが埋め尽くすのは1年に一度この日だけ! コース屈指の名所の1つです。ランナーは30キロを前にきつくなる頃なので声援で背中を押しましょう。沿道の人垣が多く、コース横断には地下道を利用…と応援するほうも意外にハード。見つけてもらいやすい格好、地下鉄の出口確認など事前に準備をしておいて。

おススメ応援スポット5
36キロ手前地点 「品川」

最寄り駅 品川駅(JR、京急本線)

35キロ地点にある泉岳寺。応援した後は名跡めぐりもよい

応援が少ない穴場スポット
熱い声援でランナーに力を!

34キロの田町を越えると、沿道からの声援がぐっと少なくなります。ランナーは34~38キロの苦しい局面。熱い応援で勇気づけてあげましょう。また、特定のランナーを応援したい場合は見つけやすいので、おすすめです。応援しながら38キロ付近の三田まで走り、そこから都営三田線でフィニッシュ近くの日比谷まで移動するのもスムーズです。

都営浅草線の泉岳寺駅は35キロ地点へのアクセスに便利。駅名の「泉岳寺」は徳川家康が創建、家光が再建した寺で、忠臣蔵の浅野内匠頭と赤穂浪士が眠っています。

おススメ応援スポット【番外編】
8.2キロ地点「淡路町」 10.6&27.8キロ地点「茅場町」 35.8キロ地点「品川」

コース3カ所に
大塚製薬の大応援団

大会のオフィシャルパートナーである大塚製薬(株)の「東京の沿道をみんなで盛り上げよう」を合言葉に一般募集した大応援団が、ポカリスエットかボディメンテの応援グッズを手に声援を送ってくれます。場所は8. 2キロの淡路町、10. 6キロ&27. 8キロの茅場町、35. 8キロの品川の計3か所。ひときわ歓声が大きいこのポイントで、大勢の応援団とともに盛り上がるのも、応援の醍醐味かもしれません。

今回の「クリール編集部おススメの応援スポット」の内容は、現在発売中の『ランニングマガジン・クリール 4月号』付録の「東京マラソン2019FUN GUIDE」に掲載されています。付録にはほかにも、ランナーの通過時間の目安や混雑箇所情報、寒さに備えた服装などの「応援ガイド」も掲載しています。ぜひご覧ください。

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