
昨年の東京マラソンで驚異的な大会記録、2時間3分58秒で優勝したウイルソン・キプサング選手が来日し、アディダスのadizeroシリーズ発売記念ランニングイベント adidas Runners Presents「adizero SPEED SUMMIT 2018」で、日本のランナーとの交流を楽しんだ。そのイベントの間に、単独インタビューに応じてくれた。そのなかからアディダスがフルマラソンで2時間切りを目指したシューズ、adizero Sub2に関して発言した部分を紹介する。なお、キプサング選手のインタビューは、2月14日発売の陸上競技マガジンに掲載する。
adizero sub2
www.youtube.comまずはウエイトです。軽すぎない軽さです。ちょうどいい重さになるように取り組みました。実際にマラソンを走るには重たいものはいらないです。距離が重なっていくと、だんだん重さを感じるようになるからです。。
軽すぎるとインパクトを緩衝することができません。軽すぎるシューズは足の裏から衝撃を感じることになります。速く走れば速く走るほど、衝撃が強くなってきます。距離を重ねると裸足で走っているように感じてしまいます。重くはないけれども、地面からの衝撃を吸収してくれるシューズが必要なのです。
従来のブーストは、1回レースを走ると若干、へたってしまうことがありました。ヘタってしまうと衝撃を感じるようになるので、走れなくなります。新しいブーストはマラソンを走ったあとでも、へたっていません。
そう。耐久性が高いですね。3つくらいレースを走っても大丈夫です。それでもヘタることはありません。アッパーの素材にも取り組みました。前回のアッパーはもうちょっと重みがありました。通気性があまりよくなかったので、空気が中に入ってきませんでした。そこを改善しました。ヒールカウンターの部分も改善しました。少し硬めにしてあります。着地したときに踵がブレないようにホールド感があるようにしてあります。ただ、多くの素材を使うのではなく、軽い素材を使って硬さをもたせたヒールカウンターにしてあります。
造っては履いて、「ダメ!」っていって、作っては「ダメ!」って、何回も繰り返しました。
アディゼロ サブ2はスピード練習のときに、トラックのスピード練習で使っています。
スピードワークについては、このシューズを履きますが、ロングランではいろいろなタイプのシューズを履いています。
ロングランについてはシューズにあまりこだわっていません。今履いているこの靴(adiZERO tempo BOOST 3)は、息の長いシューズですから長距離を走っても大丈夫です。アディゼロサブ2は、長距離のコースは地面が凸凹しているので、使わないですね。
インタビュー修了後、上のadizero Sub2で走っている動画をキプサング選手に見せて、接地の仕方について聞いたところ、何度も再生を繰り返して次のようなことを言っていた。
「ガツンと接地するのではなく、フラット気味にソフトにランディングして、自然にそのまま蹴らずに抜くようにしている」
キプサング選手のインタビューは2月14日発売の陸上競技マガジンに掲載される。

上がサブ2のブーストフォーム。下はアディゼロジャパンのブースト。色がついているだけではなく、素材感がかなり異なる。

キプサングの要望により、硬めに仕上げてあるヒールカウンター。素材を少なくしながら、着地のブレを最小限に抑える

フルレングスに使われているコンチネンタルラバーのアウトソール。ガリガリと地面をひっかくのではなく、粘り気が地面をとらえる感じだ

通気性と軽量性を両立させたアッパー。ステッチが入っていて、しっかりとホールドする工夫も見られる

ペーサーを務めた青山学院大学の選手たちと談笑するキプサング選手
Wilson
www.youtube.com上の動画は、最後のレースをadiZERO tempo BOOST 3で走っているキプサング選手。adizero Sub2同様に滑らかな接地をしている。
2026-10-09
阪神タイガース、ソフトバンクホークス リーグ優勝記念写真・パネル販売中
2026-10-08
【陸上】駒澤大、藤田敦史監督 指導者人生、第3章幕開けの駅伝シーズン コミュニケーションを高め、土台づくりと自信をつけることを重視
2026-10-08
菅平20番、21番グラウンドがオープン【ベースボール・マガジン社の人工芝施工実績】
2026-10-09
【連載 大相撲が大好きになる 話の玉手箱】第41回「スタミナ源」その4
2026-10-09
「史上最高ゲート」を逃したビンス・マクマホン(シニア)の地団太【プロレス史あの日、あの時1972年9月30日/週刊プロレス】
2026-10-10
【NFL】ルーキーQBダニエルズが、プライムタイムゲームでカウボーイズを破った理由
2026-10-09
阪神タイガース、ソフトバンクホークス リーグ優勝記念写真・パネル販売中
2026-10-08
【陸上】駒澤大、藤田敦史監督 指導者人生、第3章幕開けの駅伝シーズン コミュニケーションを高め、土台づくりと自信をつけることを重視
2026-10-08
菅平20番、21番グラウンドがオープン【ベースボール・マガジン社の人工芝施工実績】
2026-10-09
【連載 大相撲が大好きになる 話の玉手箱】第41回「スタミナ源」その4
2026-10-09
「史上最高ゲート」を逃したビンス・マクマホン(シニア)の地団太【プロレス史あの日、あの時1972年9月30日/週刊プロレス】
2026-10-10
【NFL】ルーキーQBダニエルズが、プライムタイムゲームでカウボーイズを破った理由