フルマラソンでの2時間切りを目指すナイキのプロジェクト、Breaking2が終わりました。結果はエリアド・キプチョゲが2時間25秒で、目標を達成することはできませんでした。しかし、この挑戦が失敗であったとは誰も思わないでしょう。キプチョゲは世界記録を2分32秒も上回り、自己記録も2分40秒も更新しましたが、ただそれだけではありません。
イタリアの有名なレーシングコースであるモンツァのトラックは、国際陸連の公認コースの要件を満たしていますが、給水の方法やペースメーカーの方法が、国際陸連の公認条件に合わないために、公認記録としては認められません。しかし、42.195kmを2時間25秒で走ったという事実に変わりはありません。
多くのアスリートにとって、この記録がこれからの目標になることは間違いないでしょう。そして、キプチョゲ自身がレース後に語っていたように、2時間切りはできるだろうというものから、できることになってきました。
今回のプロジェクトは、走りやすいシューズや発汗をコントロールするウエアなど、ナイキの得意分野はもちろんですが、運動生理学者や心理学者が関わったことによって、マラソンのベースを一段階上げることに成功しました。
42.195kmをより速く走るというのではなく、1時間59分59秒という具体的な目標を掲げたことによって、このプロジェクトは成功したといえます。明確な目標、道具、肉体、精神など、すべての可能性を探り、その1つ1つでベストを尽くしたことによって、世界最速を実現できたといっていいでしょう。
このプロジェクトが私たちに与えたものは、単なる興奮だけではありません。可能性に向かってベストを尽くすことによって、切り開かれる世界があること。それを教えてくれました。
あなたにとっての「Breaking2」は何ですか? 「2」のところに入る数字や言葉は、人によって異なることでしょう。このプロジェクトは、あなた自身のBreaking2を実現するための力を与えてくれたものでもあります。
#Breaking2
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