2025年 9月 3日発売BBM1100138
B5並製 240頁
定価 2,750円(税込)
ISBN:978-4-583-11718-8 C2075
Contentsテニスの筋力、スピード、パワー、動きのスキルを理解して高め、パフォーマンスアップに導く、詳しい解説とイラストレーション『テニス解剖学』第2版は、テニス上達、そしてテニスのトーナメントを勝ち抜くのに必要な「筋力」「スピード」「パワー」「柔軟性」といった身体能力を総合的に鍛えるため、スポーツ科学の研究に基づいた、計画的かつ効果的なトレーニング・プログラムを紹介している。運動連鎖(キネティックチェーン)に沿った論理的な順序でエクササイズを並べて章構成し、テニスコンディショニングに関しても、本書が包括的に図解にすぐれたリソースであり続けるために、ムーブメント・トレーニングと傷害の予防にも重点を置いた内容となっている。各章テキストは、イラストに示した解剖学的構造の機能的な役割について詳しく解説。各エクササイズに添えられた解剖学的イラストは、カラーコード化(色の濃淡で示す)して、主働筋・協働筋・結合組織がひと目でわかるようになっている。同時に、テニスのテクニックの内面を明示して、身体構造と機能、具体的な筋肉の収縮をテニスのプレーと結びつけ、視覚的かつ正確に知ることができる。読者対象は、ジュニアプレーヤーから学生プレーヤー、プロ、さらに一般・シニアプレーヤーまで、あらゆる年齢とレベルの競技者。さらに、テニスコーチ、ストレングス&コンディショニングの専門家、理学療法士、医療関係者、パーソナルトレーナーといった、テニスプレーヤーに関わる方々にとっても、効果的なエクササイズの選択、テニスのバイオメカニクス(動作分析)と生理学に関する理解を深めるための非常に有用な一冊になるだろう。新スポーツ解剖学シリーズランニング解剖学 第2版サイクリング解剖学 第2版ダンス解剖学 第2版【目次】第1章 テニスを成功に導くトレーニング
第2章 コート上での動き
第3章 下肢
第4章 体幹と胴体
第5章 体幹の回旋動作とその強化
第6章 肩関節周囲
第7章 背部
第8章 胸部
第9章 腕と手首
第10章 リカバリー
第11章 テニスにおけるケガ(傷害・障害)
【著者紹介】ポール・ローテルト(E.Paul Roetert)/著者スポーツ科学の分野で豊富な経験を持ち、現在は全米大学体育協会のスポーツ科学研究所にて教育・戦略担当ディレクターを務めている。テニスコーチング教育、スポーツ科学に関する講演を世界中で行い、著書は5冊以上、書籍の章の執筆は25本を超え、学術論文は100本以上にのぼる。
マーク・コバクス(Mark Kovacs)/著者フィットネス、健康、栄養、スポーツ、パフォーマンスの各分野を横断するヒューマン・パフォーマンスの専門家。現役時代は全米大学体育協会のテニスチャンピオンであり、USTAにおいてスポーツ科学、ストレングス&コンディショニング、コーチング教育部門を統括。現在は科学に基づいた人間パフォーマンス最適化を目指す「コバクス・インスティテュート」の最高経営責任者、国際テニス・パフォーマンス協会のエグゼクティブ・ディレクターを務めている。
佐藤文平(さとう・ぶんぺい)/監訳元テニスプレーヤー。2006年全日本学生選手権優勝、2013年全日本テニス選手権ダブルス優勝などの実績を持ち、2012年にはATPワールドチームカップに日本代表として出場した。引退後はテニスの動作解析を中心にスポーツ科学を研究。日本体育大学で博士号(体育科学)を取得し、現在は教育・研究に加え、著作や解説など幅広く活動している。
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