アメリカンフットボールの関東大学TOP8で、東京大学ウォリアーズが好調だ。開幕節で立教大学ラッシャーズを延長タイブレークの末に破り、第2節では、慶応大学ユニコーンズに勝った。9月21日の第3節は、早稲田大学ビッグベアーズと対戦する。
【東大vs慶大】2Q、RB米田が36ヤードを走ってTD=撮影:小座野容斉
目論見通り、最後のFGで勝ち切る
前半は、大半の時間帯で慶大ペースで進んだにもかかわらず、ワンポゼッション差での折り返し。モメンタムは東大に移っていた。後半最初のドライブ、東大は山﨑蓮の56ヤードのビッグリターンで、相手陣からのオフェンスとなった。QBを林新太郎に代えて、すべてランで5回42ヤードを進んで、あっさりTDを奪って同点とした。
東大は次のドライブでも、QB田中がパスを効果的に決めてゴール前まで進むと、RB米田のランでTDを決めて逆転した。
第4Q、慶大はロングドライブ、14プレーで7分35秒をかけてTDを挙げ、同点とするが、ゲームは東大の目論見通りに進んでいた。
この試合、3回目のオフェンスシリーズから4回連続でパントを蹴っていない東大。リターナーとしても関東トップ級のQB田中が、31ヤードの好リターンで自陣37ヤードからの攻撃とした。
ここから、田中、RB米田、TE太田のランでじっくりと時間を使いながら、ゴール前5ヤードまでボールを進めると、残り4秒でタイムアウト。そしてK舟本寛太朗が21ヤードのFGを成功させたとき、試合時間はきっちりゼロ秒になっていた。
東大は、昨年秋のリーグ戦を4連勝で終えており、秋の公式戦は6連勝となった。
【東大vs慶大】残りゼロ秒でFGを決めて慶大を破り、喜ぶ東大の選手たち=撮影:小座野容斉
森HC「どういう形であれ、勝つことが大事」
東大の森清之HC(ヘッドコーチ)が、この日、初めて少し声を荒げたのは、試合終了後だった。2連勝で盛り上がる選手たちに、早く全体ハドルを始めるよう求めた場面。予定より35分遅れて18時35分開始だったため、フィールドの消灯が迫っていた。
逆に言うと、ゲーム中は、そういう局面がほぼ無かった。「コーチも、選手も、スタッフも、私の意図するところをよく理解してくれて、きっちり遂行してくれている」と言う。
「どういう形であれ、勝つことが大事。そう思って試合をしていました」と言う森HC。第2Qの途中から、ディフェンス、キッキング、オフェンスの歯車が噛み合い始めて、行けるという手ごたえがあったと話した。
次戦は、早大との大一番となる。「試合間隔が6日間と短く、なかなか難しいと思いますが、しっかりと戦います」と言い切った。
9月20日に、早大と並ぶ優勝候補、法政大学オレンジが、明治大学グリフィンズに敗れたため、東大が早大を破れば、東大が優勝争いの先頭に立つことになる。
【東大vs慶大】試合後のハドルで選手たちに語り掛ける東大の森清之HC=撮影:小座野容斉
【東大vs慶大】東大の司令塔・田中は、リターナー、QBのランに加えて、パスも進化し続けている=撮影:小座野容斉
【小座野容斉】
2025-09-03
世界選手権男子マラソン日本代表近藤亮太(三菱重工マラソン部)、2度目のマラソン=世界選手権 「自分らしく、伸び伸びと」
2025-09-04
【新作情報】「2025BBMベースボールカード 2ndバージョン」バリエーション豊富なカードを集めてプロ野球を楽しみ尽くそう!
2025-09-05
【ソフトボール】SGホールディングスに新戦力が加入
2025-09-08
【新作情報】「BBMプロ野球チアリーダーカード2025 DANCING HEROINE」今回は9球団で総勢175人を収録!
2025-09-05
【連載 大相撲が大好きになる 話の玉手箱】第31回「ハプニング」その4
2025-09-04
IWGP女子王者・Sareee、ブーイング現象にも「闘いや信念を曲げるつもりはない」。9・6横浜の挑戦者・鈴季すずには「お前のほうが面白味がないし、つまんない」【週刊プロレス】
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2025-09-03
世界選手権男子マラソン日本代表近藤亮太(三菱重工マラソン部)、2度目のマラソン=世界選手権 「自分らしく、伸び伸びと」
2025-09-04
【新作情報】「2025BBMベースボールカード 2ndバージョン」バリエーション豊富なカードを集めてプロ野球を楽しみ尽くそう!
2025-09-05
【ソフトボール】SGホールディングスに新戦力が加入
2025-09-08
【新作情報】「BBMプロ野球チアリーダーカード2025 DANCING HEROINE」今回は9球団で総勢175人を収録!
2025-09-05
【連載 大相撲が大好きになる 話の玉手箱】第31回「ハプニング」その4
2025-09-04
IWGP女子王者・Sareee、ブーイング現象にも「闘いや信念を曲げるつもりはない」。9・6横浜の挑戦者・鈴季すずには「お前のほうが面白味がないし、つまんない」【週刊プロレス】
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]