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2017-06-06

移動する「『3+1』対3」

『サッカークリニック』に掲載しているランデル・エルナンデス・シマルさんの『スペイン流の考えるトレーニングⅧ』。その翻訳者である岡崎篤さんにスペインのトレーニング風景を紹介してもらっていますが、今回のテーマは「ビルドアップとプレッシング」です。
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モデルは2005年生まれ(11歳)
■移動する「『3+1』対3」
進め方:長方形のグリッドを2エリアに分け、各エリアに攻撃側の3人を配置する(攻撃側は合計6人)。さらに、ボール保持チームのいるエリアに守備の3人と攻撃側をサポートする1選手を配置して「4対3」を行なう(全体では「7対3」)。ボール保持チームの目的はボールを保持しながら、異なるエリアにいる攻撃チームへのパスすること(前進するイメージ)。守備側はパスを阻止しつつ、ボール奪取を狙う。また、守備側(A)がボールを奪った場合(Bから奪取)、異なる攻撃チーム(C)の選手にパスした時点で攻守を交代する(AとCが攻撃、Bが守備)。また、エリアをまたいだパスが続かないように、「少なくとも守備の2選手がボール保持エリアに入らなければ、異なるエリアにパスできない」というルールを課してもいい
攻撃側のポイント:前進とフリーマンとの三角形を常に意識
守備側のポイント:ファースト・ディフェンダーはコースを限定。残りの2人は連動

移動する「3+1」対3

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