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2025-12-16

【アメフト】30年来の宿敵、ライスボウルでは初の激突 パナソニックとオービックが記者会見

健闘を誓い合う(左から)オービック坊農主将、塚田HC,パナソニック高山HC、青根主将=撮影;小座野容斉

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アメリカンフットボールの日本一をかけて、来年1月3日に東京ドームで行われる第78回日本選手権・ライスボウルの記者発表会が、12月15日、東京都内で開かれた。国内最高峰の「X1スーパー」の上位8チームが戦ったライスボウルトーナメントを勝ち上がったパナソニックインパルスとオービックシーガルズの2チームが、決勝のライスボウルで対戦することになった。ライバル関係の長い両チームだが、ライスボウルで激突するのはこれが初めて。

 パナソニックからは高山直也HC(ヘッドコーチ)とLB青根奨太主将が、オービックからは塚田昌克HCとDB坊農賢吾主将が出席し、日本一へ向けて、決意と抱負を語った。

 青根・坊農両主将は、関西大学カイザースの同期で、2020年の4年時には坊農主将、青根副将でチームをけん引していた間柄でもある。

 両チームは、共に、リーグ戦とトーナメント合わせて8戦全勝。パナソニックはリーグ戦6戦全勝で西地区1位(秋季全体1位)、オービックも6戦全勝で東地区1位(秋季全体2位)で、ライスボウルトーナメントへ進んだ。

トーナメントでは、パナソニックはIBMビッグブルーと富士通フロンティアーズを、オービックはエレコム神戸ファイニーズと東京ガスクリエイターズを破って決勝までたどり着いた。

 パナソニックはライスボウルとしては5年連続12回目の出場で6回目の日本一、そしてチーム史上初となる連覇を目指す。オービックは5年ぶり10回目の出場で、単独最多となる9回目の日本一を目指す。

 両チームは、日本社会人選手権の決勝では3回対戦している。30年前の1995年「東京スーパーボウル」で初対決(松下電工-リクルート)し、インパルスが勝利。その後「ジャパンXボウル」でも2回対戦し、シーガルズが2勝した。

 ライスボウルの特別協賛社・冠スポンサーは、昨年に続いて株式会社GAtechnologies(ジーエーテクノロジーズ)が務める。同社は、2022年からライスボウルハーフタイムショーの冠スポンサーだった。

第78回日本選手権・ライスボウルの概要

■日時
2026年1月3日(土)15時キックオフ
■会 場
東京ドーム
■主 催
公益社団法人日本アメリカンフットボール協会
■特別協賛
株式会社GAtechnologies
■試合形式
1クオーター15分の4クオータ制、ハーフタイム30分、第4クオーター終了時点で同点の場合は「タイブレイクシステム」を適用して延長戦を行う
■テレビ放送
NHK-BS(生中継)※15時00分~試合終了まで(予定)
■ネット配信
XリーグTVonアメフトライブbyrtv(https://live.amefootlive.jp/)でディレー有料配信
■公式サイト
日本アメリカンフットボール協会:https://americanfootball.jp/
Xリーグ:https://xleague.jp/
ライスボウル:https://xleague.jp/feature/ricebowl79


チケット概要

ライスボウルのチケットは11月25日から発売が始まっている。
前売券販売場所
●Xリーグチケット
販売席:外野フィールドビュー席(1塁・3塁)、
1Fスタンダード内野席(1塁・3塁)、バルコニー席食事あり/なし
URL:https://xleague.tstar.jp/

ホームチーム=パナソニックが1塁側、ビジターチーム=オービックが3塁側

詳細はXリーグの公式サイトへ。
https://xleague.jp/ticket

【小座野容斉】

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