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2025-12-19

東京女子1・4後楽園でのプリンセスタッグ挑戦に向け、プロポーズから始動した「春雷烈火!!プリズムグリード」に聞く【週刊プロレス】

愛野(左)と風城

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東京女子1・4後楽園のセミファイナルでOber Eats(上福ゆき&上原わかな)の持つプリンセスタッグ王座に挑戦する愛野ユキ&風城ハルを直撃。風城のプロポーズからタッグを結成した2人のいまの思いを聞いた。

――まずは公開調印式の際に発表したタッグ名「春雷烈火!!プリズムグリード」についてお聞きしたいです。なぜこれに?

愛野 私たちの思うかっこいいと好きとか、私たちの思いとかをストレートに詰めていったらこうなったというかんじです。

――どの部分に思いが入っている?

愛野 色々悩んだんですけど、けっこう気持ちが多いタイプなので、私もハルも。なので取捨選択ですごかったんだけど、結局一番入れたいってなったのがプリズムグリードで。輝き系のワードと、グリードってちょっとダークなかんじなんですけど、欲望とか強欲とか。欲張りにいきたいよねって話で。けっこう私もハルもいい子なので、空気を読んだり遠慮しちゃいがちな人間なんですよ。だけど、これは私の見解ですけど、プロレスラーにとってそれって必ずしもいいことではないから。なのでその決意表明も込めて。

――自己主張しないといけない場面もありますからね。

愛野 やったもん勝ちなところもあるじゃないですか。私は好きじゃないんだけど…。春雷烈火の部分にも気持ちはあって。ハルの強さと私の強さみたいなものを込めたかったというか。あと漢字ってかっこいいよねって。

――両者をイメージする漢字を入れたんですよね。

風城 春雷(しゅんらい)が私で、ユキさんが烈火(れっか)です。

――2人が好きな特撮系の何かから取ったのかと思っていました。

愛野 そう思ってくれるのも私たちの狙い通りというか。戦隊とかアニメとか好きだから、そういう雰囲気にしたいっていうのもありました。ゴロだけですけど。

――では、それらの要素はまったく入ってないと。

愛野 ですね。だけどこんなに長いのは戦隊とかアニメしかないじゃないですか。口に出して言ってみた時に。そういう狙いがあったんです。

――略し方はどうします?

愛野 ハッシュタグは配信でお客さんと相談して「#春烈プリード」にしたんですよ。全部の単語から取って。でも結局短くないじゃないですか。だから、まぁ好きに呼んでってかんじです(笑)。そこは私的にはみなさんに託してます。

――タッグ結成のきっかけは、11・29大阪での風城選手からのプロポーズでした。ずっと前から思いはあったんですか?

風城 思いはあるけど、あんまり自分がユキさんと一緒に闘っていい、隣に並んでいいとまではあんまり思えてない、の方が大きかった…けど、最近になってタッグがいっぱい増えてきて、自分もやっぱ奥手…? 奥手っていうか、自ら何かをするような人間じゃないから、自分を変えるためにも。

――今まではなんとなく隣に並ぶのが見合ってないな、みたいなところがあったと。

風城 全然今も見合ってはないなと思う(苦笑)。まだそこまで私がたどり着けてない。でも、こういうキャリアが離れてるタッグで、やっぱりどうしても見守り側みたいになっちゃうじゃないですか、ユキさんが。でも、それを私がもっともっと強くなれたら、二の次になると思うんですね。目に見えて片方が、私とかが弱かったりすると、なんか合ってないなって思っちゃうから。タッグとしてやっていくなら、私ももっと強くなって、同等…? そこまでいけたらいいなって。

愛野 私は引っ張っていってほしいと思ってるけどな。

風城 そっち? そっちか。

愛野 ハルはそれぐらいの期待値があるというか。私からしたら。

――どういう部分にその期待値を感じます?

愛野 デビューしてからというか、最近が特に伸びてるように思うし。私から見てハルに足りないのは、その奥手なところ。そういうところがもっとグイグイ系に、オラオラ系になったら…ちょっとオラオラはちょっとハルのタイプではないかな。グイグイいくようになったらいいのになって思ってたので。いまはそうなり始めてるのかなって思うから、そしたらあとはもう一緒に進んでいくだけやなと思うし。ハルはけっこうタッグが向いてるような気がしていて。タッグってパートナーのことをよく見れる人が向いてると思ってて。私はそういう人と組みたいし、相手のことを思いやれるのが大事だと思うから。だから助け合って強くなっていけると思うので、とても向いてる人だと思ってます。私もずっとハルとタッグを組みたかったので。でも私が言うのは違うなと思ってて…(苦笑)。

――お前から言ってこいよ、と。

愛野 (笑)。まあ、言われ待ちみたいなところあったんですけど。でもね、ハルの意思を尊重したかったので。

――風城選手は同期が全員タッグを組んでる状態です(上原=オーバーイーツ、HIMAWARI&志乃=Bumping gRitters、凍雅=Hot Shot)。そのあたりの焦りとかもあったんですか?

風城 凍雅さんと私、一緒にタイトル挑戦したじゃないですか。割とその後のトーナメントとかも凍雅さんと一緒にやってたし、けっこう色々ビッグマッチとかでも持続的に凍雅さんと組む機会があって。そしたら凍雅さんがまなせさんとタッグを組むようになって。最初は「あ、捨てられた…?」って思ったんですけど。でも私はそんな未練があるわけではなく、凍雅さんがまなせさんっていう相手が見つかって…なんだろう、自分と組んでた時よりもっとイキイキしてるなって思ったんですよ。自分がそこまで凍雅さんを引き出せなかったのはちょっと悔しいけど、でも今まなせさんと一緒に闘ってて、感情が高ぶってる凍雅さんを見ると、なんかすごい嬉しい。やっぱ凍雅さんもね、あんま言わなくて、奥手なタイプだったから。

愛野 凍雅はさ、本当に優しいもんね。支えタイプじゃない? あの人は。

風城 ですね。志乃さんとHIMAWARIさんは同期の中でも仲のいい2人なんですけど。だから、タッグ名がついたとかで、おーっみたいになるかんじもなく。だよね、みたいなぐらいの気持ちで。タッグがそれぞれ凍雅まなせさん、しのひまってなって。割とその前哨戦に関わってきたから。私は1人で、2人がタイトル戦に向けてやってるのを見て、ちょっとおくれを取ってるじゃないけど…やっぱり、1人だけ置いてかれてる感は多少なりともありはしたけど、そこまで別に焦ってはいなかったかな。自分は自分のやれることをするし、みんなも自分が今なんかやろうって思ったことやってるから。焦りとかは…ちょっとだけ。

――そして今回タイミングが合って、プロポーズをして、それに応えてくれたと。

風城 はい(笑)。

――愛野選手は色んなタッグをやってきました。お姉ちゃんとか、水波選手とか。

愛野 挑戦だけで言ったららくとも挑戦しましたし。らくと挑戦したけど、らく出れなくなってぽむとも挑戦しました。頑張りました。でも寂しかったんですよ、最近ずっと。

――水波選手とも最近はあんまり組んでいないですからね。

愛野 ユキニキで組んで、しかもベルトも巻いたけど、アニキはいつもいるわけじゃないから。堂々と私のタッグパートナーです!って言えるわけでもないし、他にもパートナーがいらっしゃいますし。だから兄貴が来てくれた時限定タッグってかんじだから。まあユキニキは解散したつもりはないんですけど、継続のつもりなんですけど。でも私だけのパートナーが欲しかったので。それはやっぱりお姉ちゃんが卒業してからずっといなかったので、ようやく現れました。

――ただけっこう年の差はありますよね。

愛野 あるんですよねー。一回り違うんですよ…(小声)。13違いますわ。

――ジェネレーションギャップは感じます?

風城 そんななくないですか?

愛野 それが、あんまりなくて。なんか普通に友達、オタク友達みたいな(笑)。そういうのでよく遊んだりするから、普通に友達だと思っちゃってて。本当はもっとお姉さんしなきゃいけないんだと思うんだけど、ごめんねあんまり、してなくて。

風城 そんなもう東京女子間の年の差をあんまり気にしないですよ。ほとんどの人が10歳以上違うし…。だからそんなに気にしてないです。

愛野 それでいいと思う。

――そして1・4後楽園でプリンセスタッグに挑戦決定。王者組はオーバーイーツです。

風城 やっぱり同期じゃないですか。でもわかなさんって以前の夢プロレスの期間もあって、私たちはちょっと後めに合流だったんですよ。凍雅と一緒に。で、早くデビューしてって。なんか自分の中で…なんか同期って言っていいんか?って。

愛野 全然同期だよ。

風城 3カ月の差も夢プロレスの期間の差もけっこう開いてるなって思ったし、ベルトも最初に取って。でも自分自身今回のことに同期っていうのをあまり入れ込みたくないっていうか。わかなさんも言ってたけど、前回の会見の時になんか同期と肩を並べたくないみたいなかんじで言ってて。それはそう。いつまでも多分きっと私たち同期が多いから…。

愛野 比べられちゃうよね。

風城 取った、落とした、優勝したみたいな感じで、一生多分23年組はせめぎ合う中で誰かと比べられることも多い。だから、もう同期っていう以上の関係性があると思っているから、私はもう同期の上原わかなじゃなくて、ただの上原わかなに勝ちたいなって思うから…ね。

――その会見の時には「同期だからワンチャン勝てるんじゃないかって思われてるのが悔しい」と言っていましたね。

風城 そう! なわけねえだろって。違うからって言い返しちゃったやつ。

愛野 それに言い返してるハルを見て、ああ、この子はいい子だなって思ったよ。ただのいい子っていう意味じゃなくて、なんかプロレスラーとしてもすごく伸びるんだろうなーみたいな。そういうんじゃないからみたいなので、だから勝てると思って言ってんじゃないって言うんでもなくて…だってもうわかなが今まで防衛を重ねていったことをしっかり受け止めて、認めて。でもその上で勝ちたいから挑戦してるわけだから。すごい地に足ついてる子だな、みたいなことを思いました。

風城 同期の誰に対しても思います。みんな自信ない。

愛野 でもさ、もうみんな自信ないふりしてるだけなんじゃない?

風城 それはあると思います。マジであると思うけど、不意にポロっと出ちゃうから思ってるんだろうなって思う。

愛野 そうなの? 私からしたらみんな自信ありそうに見えるけどね。ハル以外。

風城 え、私は割と…。

――自信ないふりをしている?

風城 気持ち的には全然自信あるように思ってる…けど。

愛野 試合を一緒にしてて、まだ自信ないのかなって思う時とかあるよ。

風城 まあ、波がありますよね。今日いけるわみたいな。全然ダメだなと思ったり。

愛野 そういう時は分かりやすい。

風城 えー…。

――これから2人でどんなタッグになっていきたいですか?

愛野 それはハルの聞きたいな。

風城 個人的にどんなタッグっていうか、私はわがままを言えるようになりたいんですね。ユキさんに。まだ、やっぱまだちょっと…ね。わがままとか、自分からLINEができないっていうか。

愛野 ハルから来ることない。

風城 はい。ちょっと自分からLINEするとか、そういうなんかが…まだできないから。まずそこから。

愛野 ハルからはLINE来ることないんですけど、私はハルとLINEしててヤキモキすることがあって。やりとりしてて、これどう思う?みたいなとかそういうの言ったら、スタンプだけで返事が来るんですよ。え、これはもう終わった方がいいの? この後も私が話を続けていいの?みたいな。なんかモヤモヤするんですよ。

風城 本当に思いつかなすぎて。うーん…なんか既読ついてそのままマジで考えてたらめっちゃ時間かかっちゃうから、一旦考えるってなって。

愛野 私はもうハルに振り回され始めてるので大丈夫。ハル、わがまま言えるよ。

風城 風城のちょっと適当なところが全部大バレしちゃう。

愛野 私けっこう細かい女やからさ。

風城 予定とかしっかり決めたいタイプなんですけど、本当にわからないから。

――そして今回のタイトルマッチの舞台はイッテンヨン後楽園です。

愛野 やばいね。イッテンヨンだよ。

風城 やばーい。まず後楽園ホールでタイトルマッチをするのが初めてなんですよ。前回は品プリなので。後楽園でタイトルマッチをするという重みにももう来てるし、記者会見も調印式も初めてで来てるし、イッテンヨンでさらに来てるし、なんかトリプルパンチ食らってる気持ちで、本当に。

愛野 私、イッテンヨンでタッグ多いんですよ。お客さんに言われて気づいたんですけど、多分ユキニキでの3WAYタッグもあったし、あと爆れつでも多分やってるんですよね。けっこう多いらしいです、私。

――場慣れしてる?

愛野 いや、してない(笑)。

風城 後楽園ホール月イチ一だったりもするから。なんか後楽園ホールには慣れてきてるはずなんですけど。やっぱリング立つと後楽園ホールの重みがくるっていうか。当たり前のことじゃないし、イッテンヨンなんて自分自身も見てたし、みんなもビッグマッチと同じかんじじゃないですか。大田区とか両国とか、そういうのに並ぶイッテンヨンという場所でタイトルマッチって、もうやばい。

愛野 私、イッテンヨンでのタイトル4回目らしいですよ。爆れつで2回、多分挑戦と防衛と。あとユキニキと春烈。私まだキャリア八年目なんですけど、いやぁ緊張するよ。4回やってても、それでも後楽園は緊張するし、イッテンヨンはめっちゃ緊張する。

風城 いま心の底から震えてて。

愛野 でも大丈夫だよ。2人だから。

風城 多分ユキさんも十倍緊張してる自信がある(苦笑)。

――緊張のほぐし方とかはあるんですか?

愛野 ほぐれないです。緊張はしてた方がいいので。でも気負いすぎると嫌な緊張はよくないから。緊張は多分積もり続けるから、その緊張を全部、ポジティブなパワーに変えるっていうか。私は緊張をめっちゃしてると、うわやべえ緊張してる。本当にやばい、どうしよう。うわぁ…これ全部試合でぶつけよう!みたいになる。こんだけしてるのを全部試合で解放したら、めっちゃ気持ちいいぞみたいな。

風城 なんか…すごい。

愛野 緊張してさ、もう爆発しそうになるじゃん。体からなんか出そうになるじゃん。それを試合で私は全部解放したい。そしたらめっちゃ楽しいっていう気持ちでやるから。

風城 そこの領域までいけるのか…。後楽園まであと2週間ぐらいで、後楽園当日になってからも、もう朝起きた時点で緊張して、会場ついて緊張して…。

愛野 でも一回緊張はするから、絶対どっかで。長いから。で、直前にまたどうしようってなるから。

風城 でも緊張してるって言ってるけど、多分そんなだと思うんですよね。心の底は多分大丈夫なんですよ。今はすごい緊張してるって言ってるから緊張してるだけ、な気もしてる。

愛野 緊張してるふりしてるんだ。

風城 …たぶん。緊張してるわー、みたいな。でも緊張するのはするので楽しくないですか?

愛野 うん、そうだね。

風城 なんか、やろうって思う。

愛野 挑戦表明して受けてもらえてないと緊張もできなかったからね。いい機会だよって。自分のためだから、全部。その境地まで行ってないとか関係ない。まあこれは私のやり方だけど、自分にあった形でポジティブなものに変換すればいいんだと思う。思い込ます。全部は気の持ちようだから。

――ここからタッグが始動するので、そのあたりは支え合っていきましょう。

風城 一生ね。

愛野 一生をもう約束されました。

風城 やっぱ他の人に比べて年齢が若いんで、ユキさんが引退するって思う時まで絶対にいれる確信があるんですよ。年齢的な面で。怪我とかはわかんないですけど。だから、一生いようかな。

愛野 愛野ユキの残りの人生は全部ハルとともにあるみたいです。

――なかなか重いですね。

愛野 それをプロポーズで言われたので、約束しちゃった。

――どっちかが浮気するかもしれませんが…。

風城 別に、結局帰ってくるのはここだから。

愛野 私は浮気ダメです。許さない。

風城 どうしたらいいんですか? どこからが浮気かわからない。カード組む人にちょっと…。

愛野 違う人と連係とかしたらダメ。

風城 えっ…。ちょっともう凍雅消すしかない。

愛野 (笑)。でもとうがきゅん可愛いからな。凍雅は許してあげようかな。

風城 じゃあ他は大丈夫です。

愛野 でもごめん。私はアニキとからくとかぽむとかとやるかも。

風城 人のこと言えないですよ。

愛野 ぴょん(瑞希)ともたまになんかやる。

風城 私は凍雅と特撮部しかないのに。

愛野 やっぱさ、独り身が長かったからさ、いろんな人と交流を持ってしまった。

風城 ああ。でも別に私はそれを嫌とかではなく、そこをやってるユキさんも好きだから全然いい。

愛野 寛大な旦那です。

――旦那は風城選手で奥さんは愛野選手?

愛野 それわかんない、私が旦那かも。

風城 いや、私が旦那です(笑)。その場合ちゃんと受け入れる。

――奥さんは色んな男に手を出しちゃうと。

愛野 いやいやいや。やっぱり結局まっすぐに気持ちを伝えてくれる人を選ぶのが一番だなって思ったので、ハルに至りました。あとはハルが敬語じゃなくなるの待ち。

風城 それはちょっと無理くないですかね?

愛野 いやいや別にいらないでしょ。

風城 えー、難しい。

愛野 いつタメ口になってくれるかっていうのをちょっと楽しみに、注目しててください。来年中にね。

風城 来年中?

愛野 なんなら両国(3月)までにやな。

風城 早っ。でも来年はちょっと気が強くなれるように、早く髪を染めたいと思います。髪染めると気強くなれる気がする。

愛野 おお。わかるわかる。

風城 すごい合うと思います、髪染めたら。マジ、キキララになれると思う。

愛野 青っぽくするんだもんね。

風城 はい。その時にはもうユキさんは戻ってるかもしれない。赤とかにしますか?

愛野 えー、赤しないなあ。だって赤は好きだけど似合わないと思う。やってみたいけどね。一回ぐらい。

風城 是非。私多分ピンク髪好きなんですよ。ピンクのままでも可。

愛野 ピンクが気に入ってるからピンクはしばらく多分。もう少しだけ。

風城 いいですね。端から見ても、あそこ組んでるんやってなると思う。

愛野 楽しみだ。髪色も含めてタックでこれからやりたいことがいっぱいあるので。だからベルトを巻かないと。ベルトを巻くと、やっぱりできることがより増えるので。

――髪色もそうだし、タメ口も期待してます。

愛野 やっぱ距離近く感じるしな。試しに何か言ってみようよ。

風城 え…?

愛野 ちょっとここから会話でタメ口にしてみて。何か質問してください。そしたら喋りながらタメ口が出るかもしれない。

――やってみましょう。ここ最近で2人のおすすめの特撮作品はなんですか?

愛野 最近のおすすめ? 最近私がようやくシンケンジャーを見てるから。

風城 いま何話?

愛野 あそこから進んでない。一気に見る派だからさ。一回止まるとまた一回止まるのよ。で、多分また一気に見る。でも年内には見終わる。

風城 おお。すごい。

愛野 え、シンケンの次は何見たらいい?

風城 戦隊?

愛野 何でもいい。

風城 何を見てないかがわからない。

愛野 けっこう見てないから。

風城 ゴーオンジャーはいいですよ。

愛野 あれ? あれ?

風城 ゴーオンジャーは生まれの年なんで、けっこう思い入れある系。ケガレシア様が。

愛野 あ、そっか。ケガレシア様、ゴーオンか。

風城 ケガレシア様がいいんです。

愛野 じゃあゴーオン見るね。見たら話聞いて。

風城 はい。ちょっと、あんま覚えてないかも。

愛野 ねえ、全然敬語じゃん! 難しいそうです、まだ。私たちがオーバーイーツに勝ってベルト巻いたら、多分より自信も生まれてタメ口になってくると思います。

風城 そうなったらいけると思います。

――では話を戻します。12・21八王子では初の前哨戦がありますね。

風城 キャー。初めてがいっぱいで緊張します、本当に。

愛野 いいね。今が一番吸収できる時ってことやから。

風城 来週もわかなさんとシングルなんですよ。

愛野 めっちゃいいと思った。絶対勝ってよ。

風城 はい!

愛野 前哨戦はまず私たちが勝って。

風城 勢いをね、つけて。勝ってご飯食べて帰る。

――年始は2人で初詣とか行かないんですか?

風城 ちょっと…年末年始はちょっと風邪ひきたくないので(今年のイッテンヨン後楽園を体調不良で欠場したため)。

愛野 あ、そうだ。行くー?って言おうかと思ったら、トラウマを抱えてるから。

風城 その週予定入ってないですもん。

愛野 でもさ、イッテンヨンの前にさ、道場行くじゃん。体ちょっと動かしに。その時にちょっと初詣しようよ。

風城 いいですね。

愛野 人少なそうなとこ狙って。時間帯とか。

風城 ぜひ。…イッテンヨンってやばいですね。本当に怖い、一年が終わるのが早すぎて。

愛野 でもイッテンヨンが終わらないと一年終わらないから。

風城 楽しみなことがいっぱい。

愛野 全部ベルトと一緒に楽しもう。

風城 歩みたいです。

愛野 あ、試合のこと全然言ってなかった(笑)。そういえばかみーゆとは要所では闘ってきてるけど、チャンピオンとしてのかみーゆっていうのを味わったことないんですよ。私かみーゆのことよくわかってると思ってたらやばいので、なんか引き締まったわ。そうじゃん、やってないじゃんと思って。

風城 やっぱり今までタイトルがやっぱ同期同期で来たから、やっぱ上福さんはわかなさんに受け渡してるじゃないけど、お前がやってこいみたいな感じでやってきてるじゃないですか。私はそうじゃなく、どっちも来いよって思うんですよ。

愛野 いいね。

風城 お前たちで終わらせろじゃなくて、いやどっちともやりたいんだって。ここもキャリアに差があるから上福さんもわかなさんを妹のように思ってる感じだけど、いや、今回はそうさせない。ユキさんがいるのはそうだけど、お前らで片付けるじゃなくて、え、あなたは勝ちたくはないのか?って思うんです。

愛野 やっぱかみーゆのさ、必死なとこ見たいよね。

風城 もう顔ボロボロにしてやる。

愛野 お、言ったな。

風城 見たくないですか? 自分は顔ボロボロに絶対なるけど、2人も絶対顔ボロボロにしてやるよって。

愛野 それぐらいの激しい闘いを所望しているよね、こちらは。

風城 はい。今のままじゃね、私たちの熱さに勝てないからね。

――急にオラついてきましたね(笑)。

愛野 こういう一面があるんですよ。

風城 ちょっと今スイッチ入っちゃった。

愛野 好きだよ、そういうとこ。

風城 ちょっと2人の関係年数がまあちょっと若いんで。私たち7年目なんで、出会ってから。

――7年?

風城 はい。私が一方的なファンだったんです。

――特典会などで会ってると。

風城 7年目なんでね。(指で)こんなんです、1年って。負けはないですよね。関係も仲の良さも。烈火なので。

愛野 はい、烈火のごとく戦います。私たちは。

風城 熱さであちら側が燃えつきちゃうから。気持ち的には丸呑みしてほしいですね、火ごと。

――配達完了させないんですね。

愛野 配達完了ってちょっと絶妙に面白いですよね。

風城 何を配達? じゃあもう途中で食べて問題ない。

愛野 やばいやばい。途中で配達の人が食べちゃうやつ。

風城 何分以内に出てこなかったら破棄で食べれるんですよ。

愛野 まあ配達しきれないぐらい、注文してあげよう。

風城 はい。色んな店から。

愛野 配達完了させちゃいけないってことだね。

風城 私たちが勝ったら何になるんですか?

愛野 私たちは勝ったら嬉しい。

風城 締め言葉があるじゃないですか。

愛野 配達完了みたいなこと? えー、何だろうね。

風城 アニメとかでいう次回予告の後にあるやつで。

愛野 春雷! 烈火のごとく!みたいなさ。アニメっぽくない? 春雷なんちゃら、烈火のごとくみたいな。そういうのがいいなぁ。

――ちょっと長くないですか?

風城 長けりゃ長い方がいいって思ってるんですよ。

愛野 キャッチーさばかりを求めたらいけないと思っていて。

風城 ちょいダサぐらいがちょうどいいと思ってます。でも春雷烈火!!プリズムグリードって、もうまとまった感しません?

愛野 まとまってる。完成度が高い。

風城 なんかすごいしっくりきますもん、めっちゃ。

愛野 それだけ気持ちがこもってるってことです。

風城 あと10年とか使っていくから。

愛野 …ね! ビックリマークひとつとか怒るよ。しかも全角とかね。

風城 半角でふたつだから! あそこ迷ったんで、ちゃんと。

愛野 星とかいろいろ迷ったから。でも星にしたらまどマギっぽくなっちゃうかなとか。

風城 ぜひ。これから10年使っていくんで。

愛野 よろしくお願いします。

風城 書けるようになっちゃいますよね。

愛野 あと私タッグのポーズとか考えたいけど。2人で並んでさ、かっこよくしたいけど。なんか特殊なポーズとかはなくていいけどさ。

風城 ポーズって難しいですよね。

愛野 しょうもないポーズは作りたくないけど。そういうところもさ、なんかやりたい。

風城 考えましょう。私たちはこれから完成度がどんどん上がっていくんです。

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